やっぱり日本が好きだから

日本の政治や未来にやるせなさや無力感を感じる時もあるけれど、やっぱり日本という国が好きです。平和な日本で、大好きな日本で起こった、今日の事件が残念でならず、悲しくて言葉にならない気持ちです。ご冥福を心よりお祈り致します。

日曜日はいよいよ参議院選挙ですね。選挙をとても楽しみにしてきました。今回だけでなく、ここ最近は毎回の選挙をすごく楽しみにしてきました。日本の政治に参加するための貴重な機会だからです。
私は、政治のことは全く詳しくありません。経済の仕組みもよく分かっておりません。でも、例え自分の支持する政党や政治家がわからなくても、わからないなりに参加することが大事だと思っています。例え興味がなかったとしても、参加することが調べたり興味を持ったりする始まりになると思います。そして参加することが、その後の政治に興味を持つことの始まりになるし、もし後から票を入れるところを間違えた！と思ったとしても、それがまた次の機会の参加に繋がるなら大いに意味のあることだと思います。

恥を忍んで白状しますが、私は以前は気が向いた時しか投票に行っておりませんでした。よく分からなかったし、あまり興味もなかったし、他のことでとても忙しくしていたからです。ある時、大学の先輩と電話でお喋りしていた時に選挙の話になりました。先輩は研究者を志望し、単身でイギリスに渡りイギリスで仕事をされていらっしゃいます。先輩は私に教えてくれました。イギリスでは政治の話題や政治的な集会に参加することは大変知的な活動として捉えられているし、同僚と政治に関する意見交換をすることもよくあるし、意見が違った場合でもそれによって気まずいことなどは何もないと。一人一人が自分たちにとって良い国になるように声をあげていると。そして私に選挙に絶対に行った方がいいよ！と教えてくれました。

政治のことや選挙の話はとてもナイーブな話題だと感じてきました。

以前ならばSNSで自ら触れようだなんて、とても思えなかったと思います。
今も、正直ドキドキしながら綴っています。でも先輩の話を聞いてから、そもそもどうして政治の話がこんなにもナイーブで、まるでタブーのように感じてしまうのか、率直に疑問を感じるようになりました。先輩が話してくれたような、当たり前に話題に上がるような日本になったらどうだろうと考えるようになりました。

だから、こんなにも無知な私で恥ずかしいですが、今日はnoteに綴ってみることにしました。無知な私にいろんなことを教えてくれる姉や先輩やお友達の受け売りもありますが、未熟な私なりに思うこと綴ってみることにしました。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
私は料理教室を主宰する身ですから、あくまでお料理や食に関すること、読んでくださる方を元気付けるようなことを発信にしたいという気持ちを持っておりますが、でもやっぱり全てのことは繋がっていると思うから、そして今日悲しい気持ちになった方もたくさんいらっしゃると思うから、こうして綴ってみました。

明後日は選挙ですが、私にとっては講座の開催日でもあります。とても大切な日であり、以前からずっと楽しみにしてきた日です！

今日の悲しみは今日の心に刻み、明日は元気いっぱい準備をして、明後日の大切な日が、季と和にお越し下さる方にとって良い日になるように精一杯心を尽くしたいと思います！

料理教室 季と和