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正論の届け方を考える。

最近、寒いけどクーラーをつけないと寝れない以下同文です。(おかげさまで、寝起きがめちゃ悪いです。)

今日は正論って届けるタイミングがあるよね。って言うテーマで話を進めていきたいと思います。
タイミングを掴まないと、いくら良いプレゼントを渡そうとしても拒まれるよーってそんな話です。

正論を言うだけで満足する人

僕が社会人になって間もないころ、右も左も分からずに仕事をしていてよくミスをすることがありました。(ちなみに新人がミスをするのは当たり前です。)
僕は慌ててミスを取り返すための行動に移るわけですが、上司からかけられる声によく「慌てないで」とか「落ち着いて」とか言われていました。

ちなみに、その時の僕の心理状況を表現すると僕がしゃがんで作業しているのを上司や他の関係者の人たちが見下ろして腕を組んで監視している。そんなイメージです。
そんな心理状況に陥って、手が震えながら作業をしたこともありますし、それでミスをしてさらに手を震えさせた日もありました。

そんな状況で、「落ち着いて」なんて言われても落ちつけてない自分に変に気がついてしまったり、落ちつけてない自分のことを怒っているんだ。などとどんどん悪い方向にイメージをしてしまいました。

受取とれる状況にあるかどうか?

家にいないと荷物を受け取れないように、心にも余裕があるタイミングでないと相手からの言葉を正しく受け取れません。
コップに例えると、自分に心の余裕があるタイミングがコップの水が半分くらいの状態、心に余裕がないタイミングが表面張力で溢れていない状態です。
コップに半分くらいなら、相手の正論という追加の水を受け取れるし、コップがいっぱいなら相手の正論という水は受け取れませし、無理やり入れたところで溢れてしまうので身になりません。

つまり、正論を伝えようとすること自体は正しいはずなのですが、正しいタイミングで伝えないと伝わっているように感じるだけで伝わってないという勘違いが起こります。
その時によくあるのが言ったじゃないか!と言うやつですね。それも言ったことは事実だし正論なんでしょうけど、伝わってないのでなんの意味もありません。

水の量をコントロールするのが先

なので、まず相手に何かを伝えたいと思ったらそれを受け取るだけの空きが相手にもあるのかどうか?ないなら、水が減るのを待つのか、減らしてあげるのか?とかを考える必要があると思います。

ちなみにコレは自分自身にも言えて、正論を多く受けたるためには自分のコップを常に空きの状態にしておくことが大切です。
コップがいっぱいなってきたら、減らす努力をしたり日々のなかでコップを大きくしたりすることを心がけると多くの水を受け取れるので豊かな人生になるんじゃないかなーと思います。

最後に矛盾する気もしますが、コップを大きくするには表面張力ギリギリの状態を保っていると大きくなると思っています。その間は、水がドバドバ溢れるかもしれませんがそれはそれで正しいのかもしれません。

以上、水がドバドバ溢れ続けている以下同文でした。

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