あなたがいたから（仮）

539文字の#私のパートナー
辛い結婚生活の日々。誰にも頼れず、本当に辛かった。あなたは全く理解してくれなかった。支えてくれなかった。本当に辛かった。
毎日良く泣いた。子どもが隣に寝てから、静かにたくさん泣いた。
ある日、もうこの状況をどうにかしなきゃいけないと、何かが思った。
その日から、自分を褒めて褒めて褒めた。限界まで、何かをしていたのだ。子育てや日常に、ゴールや達成はない。ただただ何かを毎日泣くまでしていたのだ。それは、何かの努力や頑張りだ。名もなき日常の頑張りだ。
だから、褒めた。
そして、少しずつ少しずつ、強くなっていった。気づけば、この10年で悩むこともクヨクヨする事もなくなった。
毎日が昔よりも楽しくなった。どうでも良く思えるようになった。
助けてくれていたらここまで、前向きになれなかった。少しでも頼りにできたら、強くなれなかった。
別れることを何回も考えたけど、何もアテにできないあなただったけど、別れて楽になるよりも何か大きいことをもらっている気がして、ただ言語化できなくて、10年かかってやっと分かった。
あなたのおかげで、自分の可能性がどんどん増えた。
世界が広がった。
いろんなパートナー関係があるけど、今は成長する機会を沢山くれたあなたでよかったと思える。

これからもよろしく。