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【3部作】モテを紐解く その3 モテの俯瞰周辺話

その1や2で、モテの原理原則は紐解けたと思う。直線的なゴールまでの道筋を書いた。その3では、少し脱線してモテの周辺の話をしようと思う。





モテない性質や気質

性格が悪くてモテないとか能力でモテないというと、後天的な印象や改善できる感がする。しかし、もっと人間性というか気質性質の先天的部分で、もうどうしてもモテる、モテないはわかれてしまう


モテない私の場合

無駄が嫌い

 →中身本質がないことが嫌い 嘘や虚飾ダメ。駆け引きも無駄。したくない。つまり、意味のないジョークは言えない。いじりは可能だが初対面だとしないので、会話つまらない。

 →積み上がらないことが嫌い 楽しみ方が違う遊び方が違う。面白さポイントが違う。つまり、女性と共通項体験がほぼない。

→ 物欲がない。物にこだわるのも無駄。だから使わずにお金に困らない。転じてお金について学んだり仕事を頑張る意欲もない。必要ないから。つまり、経済力はあっても経済的魅力(能力)、人を実際助ける実務生活力(精神的魅力)は低い。

→一人の方が早く行ける。多人数の方が遠くへ行けるがその間の色々が無駄。無駄を我慢して遠くへ行くより、遠くへいけなくても1人で行けるとこまで行く。個人主義。つまり、人間関係にもとめるものがそもそも希薄。他人に興味があまりない。


とまぁ、モテないフルコースの気質だ。かろうじて利他的で、助けようとか支えるとかは出来るけれども、助け力は上述の通りへっぽこだ。私の性質は、効率化やスムーズな流れとはなにか0から考え出せる長所でもあるけれど、反面、女性にモテるには全くの短所だ。





モテとか恋愛= 恋愛ゲーム= 趣味

モテや恋愛も、1つの趣味みたいなものだ。恋愛に向かない性質気質では、恋愛を面白いものとは感じられない。手をつけない。ゲームが面白い=ゲーム趣味。ゲームなんて面白いか??=ゲームをしないと一緒だ。恋愛もゲームで趣味なのだ。

さて、野球に興味がなくて全くしてこなかった奴が、上手くいきなり野球出来るわけがない。恋愛も同様だ。どんなに小柄でチビで容姿が悪くても、最初から必死に野球(モテるために頑張る魅力を学ぶ)をやってればそこそこは上手くなる。金メダルはとれなくても、誰か1人をものにすれば良いのだから、培った技術で誰かには勝てるわけだ。

性質や気質に、恋愛ゲームという趣味が合うかどうか。モテや恋愛関係は、もっと先天的で根深い問題に思う。付け焼き刃のモテテクやこれさえすれば良いみたいな話は、目の前の一瞬の何かを解決したり、良く見せる力があるけれども、もし自分の本質をそれらが無視しているなら、自分のみにならないというか、剥がれ落ちると思う。





モテる気質性質とは

女遊びするチャラチャラしたやつ、軟派なやつと昔は言われていたそうだ。確かに的確だ。自分を反面にして、モテる気質を考えてみれば、次の二点だ。

1、女の子が好き、女の子ゲットが好き

2、女の子と同じ感性で世の中を渡りつつ、肉体的な魅力らやもそこそこある。

女の子をゲットすることに意義や醍醐味や面白味を感じていれば、自然とその趣味に費やす時間も長くなり、モテるようになる。様々な魅力があるが、その中の女性と会話で盛り上がり、会話で相手をおとす術は磨かれるのは間違いない。

後は、行動原理が女性と同一の場合だ。流行りのものにのっかるとか、話題になった場所にはとりあえずいってみるとか。女性誌にあるようなマニュアルデートコースを普通に理解共感できちゃうようなタイプ。女性とノリが一緒だから話やリズムが合ってモテるわけだ。モテる奴がパリピとか陽気なイベントとかにいくのではなく、そういうところに顔を出すような人だから、モテる(モテを競うタイプの男漁り女性、高魅力の女性と縁繋がりになる可能性がある)ようになるのだ。この辺は気質や性質の小難しさがないので、少しでも真似てみれば、モテに繋がりそうな気がする。





モテと時代と少子化と衰退の関連

モテを俯瞰した話になるが、モテ(恋愛関係等も)には、時代の影響力も大きいと思う。ストレスや刺激がある程度ある方が、その人は成長する。つまり、満たされていない時代、未成熟の社会であれば、豊か便利になるために稼ぐ働く原動力を誰もが持ちやすい。そうして仕事であくせくしたもの、して得た成果は、自分の能力を底上げして、経済的魅力や精神的魅力としていつか発揮される。

つまり、満たされた現代、一部の開拓者や野心家を除いては、能動的創造的新しい仕事(チャレンジ)をしている人は減り、能力魅力の低減に繋がっているのではないだろうかう。また、お金なんてもういいよ無理とはなからお金を稼ぐことに重点を置かない人も出てくるわけで、同様に、能力魅力の低減に繋がる。成熟、少子高齢化、という流れは自然なものでその一つにモテ力の減退がありそうである。




女性の不可思議な言動、男脳とのギャップ

原理理屈がわかると、ようやく理解できなかった女性の行動の数々が紐解けた。

とりあえず返信だけはくれるLINE女

塩対応なのに、1日1回とか返信だけはくれる女。その気がないなら断ればいいのに・・・。

⇒ 相手にとって肉体的魅力はなし(モテてない)。でも、女性は会話でその他の魅力も判断しようとするので、もう少しだけ保留して判断しよう状態。LINEでもその2であげたように会話で盛り上げないといけないので、バカ真面目に話していても、結局、自然消滅することが多い。



1回~3回位は会えるけど、自然消滅になるorそこから発展しない男

相手にとって肉体的魅力は一応合格ライン(真に合格なら、向こうから会う約束を積極的にしてくれる)で、会ってはみたけれど、会話や言動や行動から、弾かれるパターン。

⇒ マジメな男にありがち。女性慣れしていない男にありがち。多分、本当に嫌悪されるような人間として終わっていて見限られる場合もあるが・・・、ギャップによる誤解の場合も多いと思う。

つまり、自然と自分の行動原理を相手もするものだと、自分を相手に重ねてしまうので、会ってくれた=肉体的魅力はOKなんだな。じゃあ次は望む男性像(女性像)かどうか人間性を伝え、判断してもらおう!!と男脳のモテを相手に重ねてしまう。そして、自分という人間性とか心の内とか、モノの見方視点とか、人生で大事にすること的な話に繋がるような会話運びや話題選びをしてしまう。男友達とそういう会話をするときも多々あるだろうが、その比率や割合が、そういう話をしようと無意識に思ってしまう分、かなり多くなる。

一方女性からすれば、自分語り??や価値観語り??に思われて、全然楽しくないわけだ。中身のある会話ではなく、中身関係ない、私も一緒♪な会話とか盛り上がって楽しい会話をしたいのが女性なのだから。もう少し他の魅力を感じたいから、何度か会って情報量を増やそうと思っていたけど、回数を重ねて、なんかこの人といても楽しくないから、なんか違うな、相性よくないんだろうなと判断して離れていく。男のモテの理屈と、女のモテの理屈がずれているので、そんな残念なことになる。





モテと教育と親から子

こういうモテや魅力に関する話は学校とかでしてもいいように思う。性教育の一環として。そうすればもっと男女の誤解なく恋愛や男女関係を楽しめるようになる気がする。少子化対策もこういう入口の入り口からスタートした方が、コストは少なく、効果は甚大な気がする。

各家庭だとこのあたりどうなのだろう。親から知識技能として教わったことや、無意識の価値観の伝搬、逆にそれへの反発で強化された反対価値観等がある。振り返ってみると、その中でモテに関しては一切なんの知識ももらっていない。自分の子にはそれとなく伝えたいと思う。





終わりに

いつのまにか3部作になってしまったが、多分もう終わり。モテの根幹や周辺の話としては、大部分は語りつくせたと思う。

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