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【北見工大祭2024】道産子モデラーなまらしんどい (学祭トムキャットコンペ結果と振り返り)

執筆:4年 井野敢太いのかんた

お世話になってます。北見工業大学模型部の井野です。

おいちょっと待て。記事のタイトル見て帰るのやめろ。

元ネタになったあのアニメの舞台も北見市なのですから、タイトルで遊ぶくらいは許してください。俺はまだ本編みてないけど。(おい。)
車の鍵にコンサートのキーホルダーつけてるくらいの上田麗奈さんオタクなのに話題の出演作みてないとか正気か?
いや俺は声優さんで視聴作品決めるようなミーハーじゃないから。
いやアニメ好きとしてそれでいいのかそもそ(略)

すみません自我が暴走して脱線しました。
先日6/22(土)・6/23(日)に、北見工業大学の大学祭が今年も無事に開催されました!
模擬店・展示会で頑張ってくれた全部員、コンペ賞品を提供していただいた鳩屋模型さん、そして何より、当日来場していただいた全ての方に、心から感謝申し上げます。

ということで、今回は
北見工業大学 学祭2024 模型部作品展示会 において開催された
トムキャットコンペティション
の結果を振り返っていきたいと思います!

展示会それ自体の振り返りや模擬店の振り返り、トムキャット制作の難所のまとめなど、学祭の振り返り記事はコンペ以外にも後日投稿する予定なので、よろしくお願いしますね。

それではいってみよう。


【バカ】とんでもないお題テーマ決定の経緯

新入生が入部してきたばかりなのに、なぜトムキャット縛りのコンペなんていう大試練を与えるのかというと……。上に貼ってある、コンペ開催決定当時の記事を読んでいただきたいのですが、まあ一言で言うと……、

そこにトムキャットがあったから

ですかね……。

今なら言える。アホだコイツ。
(突然の横田元部長への風評被害。)
(お前が始めた物語だろうが。)

ちなみにキット調達の写真がインパクト強すぎて、うちのTwitter Xで過去最高のインプレッションを記録しました。
それでいいのか。

【大苦戦】トムキャット制作の日々

さて。5月あたまに参加者全員に配布された課題キット。その制作過程は苦難の連続と言っても過言ではありませんでした。

その過程はハッシュタグ #kitfes2024  で振り返っていきましょう。 (過去の投稿貼るだけで文章書かなくていいの楽だわ〜)

頭抱えてたり
部室の床にうずくまったり
セイサクしないと出られない部屋だったり
ヤケ食いする部長だったり

スタイリッシュさの欠片もないですねえ。

かなり早く完成させていた人もいましたが、自分は2ヶ月弱あっても厳しいスケジュールでしたし、実際、学祭の前日まで部室で作業している人は自分以外にも複数いました。

特にオリジナルカラーで塗装する場合、コクピットや脚まわりの塗り分けはやらない、という風に割り切っている人も多かったので、制作期間に対する認識はかなり個人差があると思います。

自分は今回、己の技量と向き合うために説明書に沿った制作で、ただひたすらにクオリティだけで勝負しようと思っていたので、かなり制作期間的には苦しい部類だったと思います。(実際100%の完成には間に合わなかったし……。)

【大好評】学祭の展示会当日はこんな感じ〜

写真が圧倒的に足りねえ。

まあそれは来年の課題として、今年の学祭展示会のメインイベントとして打ち出したトムキャットコンペですが、会場の中央にコンペ作品を展示して、作品と一緒に展示カードを設置していました。
コンペの投票は、展示カードのエントリーナンバーを記入した紙を投票箱に入れてもらう形式。投票をしてくれた方に、学祭スタンプラリーのスタンプを押させていただく形です。

センサーが1列死んでる横田元部長のスマホカメラ
いいかげん買い換えろ(n回目)

用意したキットに対して参加者が少なかったので、余ったキットは有効活用です。ランナーのままのサンプルと、無塗装で組み立てたキットのサンプルも一緒に展示していました。
このサンプル展示のおかげで、プラモデルに詳しくない方も制作の前後をイメージできて、楽しんでもらえたようでした。

ただ、そういった情報を伝えるための展示パネルやキャプションを一切用意しておらず、コンペ開催中であることや、サンプルが作品の組み立て前や塗装前の状態であることなど、会場の部員が口頭でお話ししないと全く伝わっていないことも多かったのが大きな反省点です。
これはコンペに限った話ではなく展示会全体の問題点で、事前準備の不足が悔やまれますね……。

展示会そのものを振り返る記事は別で制作しているので、ぜひお楽しみに。

【コメント】全エントリー作品と参加者の勇姿

ここからは、学祭後日のコンペ結果発表で撮影した写真と、コンペに参加した部員全員のコメントをご紹介していきます!
もちろん俺もいますよ!

ではいってみよう。

エントリーNo.1

藤井ふじいくん(1年生)
作品名:F-14A Type-EVA:01

ドヤ

作品コメント
見たまんま、どこぞの新幹線をモチーフに塗装してみました。
「自分には塗装とか改造とかの技術はない、ならもう見た目のインパクトでいくしかねぇ!」と、割と勢いで制作しました。
機体に入っている緑のラインやNERVのロゴにはデカールを自作して使おうと考えていましたが、当然自分にデカールを自作する技術なんてあるわけもなく、結果全て手書きに。
大分粗が多いような気がしますが、いろいろ試行錯誤してみたり、今の自分ができることはやりきったと思いたいでふ。
(藤井)

やはりアイコニックすぎる

初めてのスケールモデル、初めての戦闘機、初めての塗装という、初挑戦が三拍子揃った作品。
キットが配布されてものすごい早さで全体を組み上げていましたね。多分参加者の中で一番早い。ひたすら手を動かしていて素晴らしいと思いました。ただ、塗り分けの都合や接着の都合を考えながら、作業の順番を自分で構築する必要のある飛行機模型。今回、彼は細かい部分の塗装や組み立てを全て説明書の通りに進めていて、最後に機体色を塗装するという手順でした。
実際、あとから苦労した部分もあったそうです。
ていうか筆塗り上手くない……?

エントリーNo.2

乃美のみくん(1年生)
作品名:F-14 ぼっちちゃんver

我が子へ向ける慈愛の微笑み

作品コメント
ぼっち・ざ・ろっく!の主人公であるぼっちこと後藤ひとり。ぼっちちゃんは作中で何度も人外なものへと変身します。例えば、ツチノコだったり胞子だったり、、、。でしたらF-14にもなれるのでは?と考えたのが今回の作品の始まりです。また、展示場所を机の中にしました。ぼっちちゃんは人気のない、薄暗く、狭い場所が好きだからです。机の上なんて目立つところだとぼっちちゃんはきっと溶けてしまうでしょう。
(乃美)

ピンク!ピンク!ピンク!

プラモデル用塗料ではなく絵の具で塗装したという本作品。すげえ。
初めての飛行機模型ということで説明書を読むのにとても苦労している印象がありましたが(脚庫パーツをボディの外に接着してしまったり、スラットのピンがそのままだったり……。組みつけたあとに定例会で相談された時は「わからない時点でメッセージしてくれ〜……!」と思った記憶。)それでも作品として完成させてくれたガッツが嬉しかったですね。
そして当日の展示方法は本当に笑いました。展示カードだけ置いて作品は机の引き出し部分にスッ。展示場所もぼっちちゃんらしくしたんですね。写真撮っておけばよかったマジで。
ただ来場者の(体感で)99%は作品の存在に気付かなかったのが悔しい……!
ちなみにピンクは砂漠迷彩にも使用される色なので、中東とかで飛んでいる可能性もゼロじゃない……かも?

エントリーNo.3

渡邊わたなべくん(1年生)
作品名:F-14 Freyja Wion custom

渡邊くんが撮影のとき補講に捕まってて撮り忘れたので、作品と制作者の写真はないです。すまぬぬぬ。

作品コメント
f-14はVF-1バルキリーの元ネタで、マクロスΔデルタにはvf-1バルキリーの改修機が出てくる...ならフレイヤ(マクロスΔのヒロイン)の痛車できるな!っていう発想で作りました。デカールはプリンターで自作し、戦闘機モデルに触ったことがないため機体はほぼ白で塗りました。
デカール自作初めてだったので色々知れました、今後も自作デカール使っていきたいです。
(渡邊)

カーモデル的アプローチにも見えますね

今回のコンペで最も挑戦的な作品だと思う。まあ塗装は限界まで手を抜いてるんだけど、自作デカールの1点だけで勝負に出るという思い切りの良さ。
自分の記憶が確かなら、学祭当日の3日前くらいにようやくプリンターを使わせてもらうアテを見つけて印刷してた気が。道具や環境を用意することもモデラーとして大切な力なのだと、隣で見ていて改めて実感しましたね。
渡邊くんも自分や原くんと同じで、学祭ギリギリまで部室にこもって悲鳴を上げていたので、塗り分けを放棄するのは実際正しい判断だったということになりますね笑。
少し悔しいですが、隣で作っていて今回のコンペはこの作品が勝つのではないかと個人的に思っていました。
俺もキャラクター塗装のブルーインパルスいつか作ろう。

エントリーNo.4

井野敢太いのかんた(4年生)
作品名:ジョリー・ロジャース隊長機

カッコいい

作品コメント
オリジナルカラーで模型を制作することが多いので、今回は自分の技量と向き合い腕を上げるため、説明書に忠実に制作しました!
ただ、それだけだと面白みがないので指定されている航空機専用色の塗料は使わず、3原色と白・黒から調色してほぼ全ての色を再現しています。
制作期間の都合でエナメル塗料での表現は間に合わず、細かいパーツやデカールも足りていないところだらけですが、なんとか形にできてよかったです。
展示会からしばらくしたら最後まで完成させようと思います!
(井野)

間に合わなかったパーツやデカールが多数。探してみよう。

ここまで他の部員の作品を労ってきましたが、これはまあ自分の作品なので特に言うことはないすね。
初めて塗装したジェット機ですが、そこそこいい出来なのではないでしょうか。直したいところが(体感で)100はあるけど。上級生として馬鹿にされないくらいの技術は見せられたのではないかな……。そう信じたい。
ていうか素組みって楽しいね。主翼スラットの赤いライン最高だね。
次は放置してるイーグルやりたいね。

エントリーNo.5

中根なかねくん(1年生)
作品名:F-14 デスペラード社広報仕様

トロフィー受け取り感

作品コメント
マクロスのバルキリーを組んだことがあるくらいで、本格的な戦闘機は作ったことがなかったですが、常日頃から自分の作品に、メタルギアライジングに出てくるデスペラード社の企業マークを入れる機会をうかがっていたので、ここぞとばかりに製作させていただきました。
ミサイルも作っていっぱいつけちゃったりして、終始ノリノリでございました。ハイ。
(中根)

このカラーリングが嫌いな男の子いない説

小学生男子に凄まじい人気を誇っていた機体。カッコいい。
1年生ながら自室に塗装環境が完備されているという彼。いいなあ。
当然部室に通ってエアブラシを使う必要もなく、定例会に制作中のキットを持ってくることも(確か)なかったので、学祭当日のインパクトは凄かったですね。
塗装のアプローチにキャラクターモデルらしさが強く出ていて、塗り分けのコントラストや質感がすごい。
自分も負けていられませんねこれは。

エントリーNo.6

大畑おおはたくん(1年生)
作品名:F-14 KANBAN CAT

すみません結果発表の際の記念撮影は出席できてないので作品写真だけです。ご容赦ください〜。

作品コメント
ミリタリープラモ初制作ということで、経験や技量を誤魔化せてなおかつ一貫したテーマに沿った作品に仕上げようとして制作しました。
今後も説明書通りに作らないスタイルで作品を生み出していきたいなと思っています。
(大畑)

後日自宅でパシャリ

これも当日までシークレットだった作品。(少なくとも自分は知らなかった。)静岡にありそうなアレ。
実を言うと、企画発表時に規定していたレギュレーションからは外れていてですね。

  • ランディングギアは収納せず、接地できるようにする

  • 本体の改造は可(あくまで戦闘機として仕上げること)

(上は4月の記事のレギュレーション部分コピペ)

展示会当日に、それぞれの個性的な戦闘機がズラッと地面に駐機している光景を作りたかったのが理由でこういうレギュレーションにしていたのですが、当日に持って来られたのがこれなら、いまさら身内のコンペで野暮なこと言っても仕方ないので別にいいんですけどね。それでなくても体調不良で参加者が9名から8名になっているので尚更です。

とまあ、企画の原案者としては複雑な気持ちですが、レギュレーションを確実に周知していなかった自分の落ち度でもありますし(そもそも部員がみんな記事を読んでくれるというのが甘い希望)、面白いからいいかなと。

エントリーNo.7

横田浩祐よこたこうすけ(4年生)
作品名:F14-J 洋上迷彩

ピース以外のポーズがない横田元部長

作品コメント
トムキャットについて調べた時にF-14とF-15が日本の制式採用を争っていた事があると知り、そこから今回の着想を得ました。
自分が他の作品も作っていたこともあって塗装がギリギリだったりして大変でしたが自分的にはまあイメージに近いものができたのではと思ってます。
(横田)

サムライブルーの日本仕様ネコ

就職活動の最中さなかに仕上げてきた横田元部長の機体。無茶しすぎよ。てかそもそも参加表明したのが驚きだわ。
同期でいまさら気を遣う仲でもないのでサクサクいきましょうか。
今回は途中から部室に通って作業するのが厳しくなり、自宅での筆塗りで仕上げている作品です。俺が部室占拠しててごめんよ……。
俺もF-2戦闘機は大好きなので、いいアイデアだなと。そして筆塗りだから悪いということでもなく、特に迷彩などではエアブラシでは入れられない情報量もあると思うので味が出ていると思います。
ただ、もう少し表面が荒れないようにすることは可能だったのではないかなと思います。特にデカールを貼る前提となると、やはり塗装面が綺麗であるに越したことはないので。筆での希釈や塗り方は本当に難しいんですけど、更なる可能性を感じる作品でした。

エントリーNo.8

はらくん(1年生)
作品名:ダイヤモンドバックス

作品コメント
私はF-14を斜め前からみたときの新幹線みたいに迫力のある機首が好きだったのでそれを再現しようと思いました。そのために機首のサイズを強調し
たかったので国籍マークが地味かつ小さいダイヤモンドバックスのデカールを使いました。
いかにして「でかくて空を飛ぶ鉄の塊」を演出するかということを考えて制作しました。

圧巻の情報量と密度

おそらく今回、部室で一緒に制作した時間が最も長い原くん。
自分と同じで説明書通りの塗装で、キット配布直後から共に戦ってきた戦友のような感慨があります。
初めてエアブラシの塗装をするときも僕が教えられるときを待っていてくれたり、お互いにキットの注意点を膨大な数共有したりと、本当に自分が今回のコンペ参加を語る上で欠かせない存在かもしれません。
うだうだ考えすぎて作業が遅い自分と違い、原くんは丁寧でありつつも手を動かし続ける強さがあります。いや俺は無塗装サンプル作ってたのが負担になっただけだし。言い訳するな。実際、原くんは自分が間に合わなかった細かいパーツやデカールも終わらせてますし、それどころかタッチアップ塗装やエナメル塗料での汚しも当日に間に合わせています。
それが画像からもわかる圧倒的な情報量を構築しています。強い。
締め切りを守ることの大切さが身に染みるゥ……。

ということで。

全参加者と全作品の紹介を終えたところで、お待ちかねの結果発表ダァ!

イクゾォ!

【ワクワク】結果発表と賞品贈呈〜

ちなみに百均で売ってるプラスチックの貯金箱を投票箱にしたので、集計を担当した部長は叩き割ったみたいです。

第4位

エントリーNo.1
藤井ふじいくん(1年生)
作品名:F-14A Type-EVA:01
得票数:18票

作品・賞品と一緒に記念撮影

コンペを終えて
先ずは、自分の作品に投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、4位にランクインすることができました!
初めての戦闘機ということで自分でも、まだまだ課題が多いと実感しています。数年後にもう一度、同じF-14を同じエヴァモチーフで制作し、今よりももっといい作品を作りたいと思います。
(藤井)

第3位

エントリーNo.4
井野敢太いのかんた(4年生)
作品名:ジョリー・ロジャース隊長機
得票数:19票

作品・賞品と一緒に記念撮影

コンペを終えて
3位入賞です!
投票してくださった来場者のみなさま、本当にありがとうございました!
音頭を取った自分を超えてくれる部員がいて嬉しい反面、1位を取れなくて本気で悔しくもあります。
これからもひたすらに腕を上げようと思います!
(井野)

第2位

エントリーNo.5
中根なかねくん(1年生)
作品名:F-14 デスペラード社広報仕様
得票数:20票

作品・賞品と一緒に記念撮影

コンペを終えて
自分に投票していただいた皆様、大変ありがとうございました。
2位という結果に大変驚きつつも、1位を取れなかった悔しさがまたあります。(グギギ)
これからもどんどん作品を作って腕に磨きをかけていこうと思います。
(中根)

第1位

エントリーNo.8
はらくん(1年生)
作品名:ダイヤモンドバックス
得票数:30票

作品・賞品と一緒に記念撮影

コンペを終えて
私の作品に投票してくださった皆様、ありがとうございました!
1位をいただいて大変光栄に思います。
中根くんには自作のスパロー4発とサイドワインダー2発をいただきました。ありがとう!
ミサイルがあることで全体がさらにかっこよくなりました。トムキャットは主に部室で製作したのですが、他の部員と模型を作りながら、トムキャットの難所の情報を共有したり冗談を言ったりして過ごす時間はとても楽しかったです。
(原)

部長特別賞

エントリーNo.2
乃美のみくん(1年生)
作品名:F-14 ぼっちちゃんver

コンペを終えて
ぼっち・ざ・ろっく!が好きなひとがクスって笑ってくれたら嬉しいです。
(乃美)

総票数

136票

投票していただいた来場者のみなさま、本当にありがとうございました!

伝説の戦士たち

コンペを終えて(つづき)

エントリーNo.3 渡邊(1年)
全体でかなりの票数を頂けて驚きです!
大学祭にむけて準備したガンダムヘッドも報われます(
多分来年も何か被って参加するのでお楽しみに...
(渡邊)

エントリーNo.6 大畑(1年)
コンペも初めての参加という事で、集団で同じテーマの物を作る感覚を味わえてよかったです。今後も向上心ある初心者として作品作りに励んでいきたいと思っています。
(大畑)

エントリーNo.7 横田(4年)
最初はどうなることやらと思いつつもせめて元部長として頑張らねばと張り切ってみましたが、参加してくれたみんなのレベルが高くて正直空回りだったなぁと感じます(笑)。もっともっと精進していきます!皆さん、ありがとうございました。
(横田)

コンペ総評

ということで、僭越ながら記事制作担当のわたくし井野が結果の振り返りをしたいと思います。

やったー俺3位だー。

冗談です。これ言いたいのはやまやまですが、ちゃんとやります。

鳩屋模型さんに提供していただいた賞品!

まずは賞品を提供していただいた鳩屋模型さん。繰り返しになりますが、本当にたくさんの賞品を提供していただきありがとうございます。
おかげさまで、部長の方針により上位4名までプライズを贈呈することができました。部長も賞品提供ありがと(身内に雑)。

こっちはフロム部長

そして、当日会場で投票してくださった136名の来場者のみなさまにも、重ねて感謝申し上げます。

次に結果についてですが、2位から4位までがそれぞれ1票の差しかないことは非常に驚きました。あと1票あれば俺2位だったのに。いやまてあと1票少なければ俺4位か危ねえ!

参加者のほとんどが入部したばかりの1年生という中で、ここまでの接戦を演じる魅力的な作品を生み出してくれたことが嬉しいです。

そしてそんな中でも、文句のない票数で1位を獲得した原くんの作品には脱帽です。昨年度の終わりごろは実質的な部員数が4人という状況でしたが、今年はこれだけたくさんの将来有望なモデラーが加わってくれたことが本当に嬉しい。

それでも個人的には自分が頂点を取りたい。悔しさも嬉しさも本当に心の底から込み上げるものがある、最高のイベントになったと思います。
あとジェット戦闘機作るの大変だけど普通に楽しい。

結果発表後にパシャリ

最後に

2024年度 北見工業大学祭
模型部作品展示
『トムキャットコンペティション』

いかがだったでしょうか。

ハセガワの『1/72 F-14A トムキャット “大西洋空母航空団”』
をテーマにした今回のコンペ。
発案した時は面白そうだという感情が先行してしまっていましたが、コロナを経て初めて復活した学祭コンペで、初心者の新入生もいる中こんな狂気のイベントに巻き込んでしまって大変だったのではないかなと、今となっては少し思っています。

ただ、こうも思うのです。

北海道とは「試される大地」として恐れられる大いなる土地。

そして北見市は北海道の最果てと言っても過言ではない場所。

日本最北端の国立大学たる、この北見工業大学で道を極める。

そんな、大志を抱く少年が集うここは、北見工業大学模型部。

この部活では、試練と苦難こそ成長の糧であり、最高の喜び。

『道産子モデラーは、なまらしんどい』第2話をお楽しみに!

なんだこのクソ予告は。

まあいいや。

記事の文章書きすぎてもう頭がおかしくなってる。文字数見たら9,000文字だって。わーいあははははー。

あと北見市が舞台だからって例のアニメにタイトル便乗したりしちゃってるけど、これ公式から怒られたりしないよな……?

後夜祭じゃあ!

あと今回のコンペ作品は、しばらくスチューデントラウンジに並べておくので、ぜひ見にきてくださいね!

最後に、最後まで完成させようと頑張ってる俺のトムキャットでも貼ってお別れしましょう。模擬店・展示会・トムキャット制作の振り返り記事もお楽しみに〜。ではまた!

まだトムキャットやってるとか言うな

『道産子モデラーなまらしんどい』
2024年7月 井野敢太

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執筆者プロフィール
井野敢太
2002年生まれ。北の果ての工業大学生。UMA北海道(北海道学生模型連盟)のnote運営立案者。3D設計ロボット・フィギュア造形・フルスクラッチ。なんでもやるモデラー。趣味がたくさん。サッカーが好き。
当たり前だけど選挙はちゃんと行く。
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