ぬいぐるみセラピー体験受けてみた
「傾聴」に関心が高い今の私。そしてまた、私がしているドールのお仕事と、傾聴や心のケアを絡ませることができないか、という思いもある中で、先日傾聴ヒアリング、というセッションを受けた モクテル@ハヤシさんから「ぬいぐるみモクテル会(無料)」のお知らせが!
これは!と思い、申込み。
ハヤシさん、わたし、ともう1人の方と3人で。
みんなそれぞれの相棒を連れて。
初対面でも、ぬいぐるみが画面に登場しただけで場が和む~
ぬいぐるみを仲介して話がすすむ。
みんなで今のモヤモヤとか、怒り、悲しさ、
これからどうなりたい、とかをぬいぐるみに話しかける。
ぬいぐるみは全肯定で話を聴いてくれるし、うるうるの瞳が応援してくれてるみたい。
私は、子熊のアルカスと参加。
アルカスは千葉県で会社員をしていたころに、出張のたびに通る上野駅構内の雑貨屋さんでお迎えした。
あまり物欲のない私は、生活必需品以外のものを買うのがめったにないのだけど、このアルカスには、何度見かけても心を奪われてしまって、何度も何度も見に行って、それでも忘れられなくて買った。
私がすごく辛い時、何が私を辛くさせているのかもわかれていなかった、あの一番辛かった時期に、アルカスを布団に一緒に入れて寝ていた。
黒くてうるうるの瞳の、赤ちゃんみたいな体型のかわいいアルカスにじっと見つめられながら、何度泣いたことか。
最近はすっかり私は元気になって、アルカスと寝ることもなくなった。
でも今日、久しぶりにアルカスを出してきたら、あの日々の辛さが思い出されたと同時に、今の安心安全も、強く感じることができたな。
自分の気持ちをアルカスに話すと、その感情が体に満タンになってたものが、身体の外に出る感じがする。なくならないけど、出る感じ。
「アルカス、私、めっちゃモヤってるね~。なんでだろ」
またアルカスと、暮らしてみよう。
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