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『等価交換』

現在 本業の大工業は休暇中だが、30代後半になってからは資産が増えてきてゆとりがもてるようになった。

監督連中は書類を扱うから 俺の月収とかがわかるわけだが
修行中の俺の事をしらない監督は
「いいなぁ 〇〇さんは 毎月我々の3倍4倍も収入があって」
と言われたりするのだが、

おまい、俺がここまで稼げるようになるのにどれだけ苦労してきたか知らんだろ?

口には出さないが いつもそう思う。

今は余裕があるだけで 等価交換とは言えないぐらいの苦労はしてきたのだ。
大工業はどうしようもない奴が圧倒的に多い。
同業者と話してても 長いこと大工業を務めているものは 若いころ 俺と同様に『将来性のない ハナクソみたいな人間が努力の末にたどり着いた結果』である傾向が強い。
頭のいいやつとか 要領のいいやつとかが 案外 長続きしない世界だと思う。

『今』というゆとりあるステータスだけ見て憧れるのは浅はかな妄想に過ぎないのだ、たいがい『凄惨な過去』はあえて出さないようになっていくものだと思う。

投資の世界も利益の要素だけフォーカスされやすいけど 『リスクを常に背負わなければいけない』のは忘れちゃいけないんだろうね。
どんな世界でも「等価交換の原則」は共通してるだろうからさ。

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