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【外伝1】僕が上京した理由 前編

今回は投資とは無関係です。
もし このブログを読み始めた人がいるなら その人のために私が投資家を目指すまでの過程の一部を追憶形式で書きます。

私は40代の手間請け大工です。
現在は関東に住んでいますが、今から23年前 修行中の私は大阪に住んでいました。

23年前と言えば まだまだインターネットがようやく普及しだして、スマホでなくようやくガラケーが国民が持ち出した時代。

3年で独立しその2年後、荒川静香がトリノオリンピックで金メダルを取った時の笑顔が今でも記憶に残ってます。

20代で経験不足 でも仕事に対する情熱が盛んで とにかく仕事が楽しかった。
当時 大阪(私の住んでいるのは大阪でも南部)は平成大不況の爪痕が深く 建築業界も下降の一方でした。
独立したての私も仕事を取るのが精一杯、とにかく現場の数と職人の数の相対比にイライラしてました。

昔から「インターネット」の世界には興味があったので 私はもっぱら仕事が終わったらネットサーフィンにはまっていた。
今から思えばスマホがない時代 ネットを使いこなせていた人間は建築業界(特に職人)では圧倒的に少なかった気がする。

それでも時折 掲示板関係では「職人募集!!」というのがよく目についていた。
ただ 募集要項を見ると ほとんどが関東。
今でこそ関西も募集はあるだろうけど、当時は掲示板に書き込みが多いのは圧倒的に関東圏だった。

関西と関東では現場の数 言わばパイの数が圧倒的に違うのだ。
これは両方で生活していた者でないとわからないと思う。

私はある東京の建築会社にメールで
「一度、東京の視察をかねて 話を聞きたいのですがよろしいでしょうか?」
と問い合わせた。
すると すぐに『是非一度お越しください』と返事があったので、私は独り夜行バスを使って東京駅に向かうのであった。。。。。

中編に続きます。

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