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野を越え山越え谷越えて

はるかな街まで楽しい旅の夢をつないでいる。
童謡の、線路は続くよどこまでもの歌詞だ。

7月末から雲行き怪しかったが、8月に入って田畠(相場)が大災害に見舞われ、荒れ果ててしまった。
10月の今も荒れてはいるが、私の田畠は種まきを済ませようやく発芽を待つところまで。
しんどかった。
8月5日までの暴落で今年の稼ぎの大半を失って目を回したというエピソードは当時も書いた。
大損するかもしれないというヒリヒリ感は、過去為替でデイトレードしていた頃には毎日のように感じていた。
ただ、今回のヒリヒリはもうちっとも楽しくなかった。
(今思えば、あれも一種の中毒だったのかもしれない)
なので、もうこんな思いしてお金増やさんで済むようにせねば、と唱えつつやるべきことをした。
具体的には為替はプラスで逃げ切って、配当生活にはいるべく持ち株を入れ替えた。
今回は運良く上手く立ち回れたとしても、次も乗り切る自信がもてないから。
なわけで、いちばんメンタルにこたえた為替は引退するつもりだ。
システムトレードの専用口座からは全額出金した。
米個別株も長期保有分のみになった。
これからは米経済指標を気にせず安眠できる。
さようならFOMC、雇用統計ライブ。

結局のところ、お金は自分に必要なものを手に入れられる分あればいい。
あとは、残された時間をどうつかうか、だろう。

私の進むべき線路はまだ当分続くようだ。
この先は山や谷は迂回して、穏やかな丘陵から花が咲き誇る野や海岸線の風景を楽しみながら旅の夢をつなぐことにする。

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