もう、耳には何も付けない。メガネ型オーディオRazer Anzuの実力はいかに！？

有限会社キットカット

2021年8月25日 11:41

ゲーマーの敵はたくさんあります。

意地悪なフィールド。多数のライバル。ゲームに理解のない家族。

ヘッドホンで締め付けられた頭は痛み出し、目は疲労で乾いて霞み、コントローラーを放り出した20秒後にはまたコントローラーを握ってしまう。ゲーマーはそんな経験は一度や二度ではないはずです。

ヘッドセットは長時間付けてると首が疲れて頭痛がするので、イヤホンに切り替えて練習するけど、今度は耳が痛い。
家族にボイチャを聞かれるのは恥ずかしいし、どうしよう…

こんな悩みも、ゲーマーの味方Razerが解決！

もう耳に何もつけなくても大丈夫！目の疲れもしっかり軽減してくれる！
ブルーライトカットスマートグラス Razer Anzu が登場！

スマートグラスってご存知ですか？
簡単に説明すると、バッテリーと超小型スピーカーの搭載されたメガネ(またはサングラス)のことです。

これならイヤホンもヘッドホンも必要なし！
普通のメガネをかける感覚で自分だけの音楽が楽しめます。

Razer Anzuのレンズは度なしのブルーライトカットレンズ。
ゲーマーのことをしっかり考えてくれているRazerらしい配慮です。

早速開封してみた。

内容物は

・本体
・収納ケース
・専用充電ケーブル
・交換用UVカットサングラスレンズ
・メガネ拭き
・取り扱い説明書

専用充電器がカッコいい件。

Razer Anzuは専用の充電ケーブルで、左右のつるに充電器を装着する必要があります。

ケーブルは電源側はUSB-Aになっており、本体側が二股になっており、マグネットでパチっととまります。

なんか注入されてる感がありますね…近未来的……。
左右の違いはありませんが、前後の向きがあるので注意が必要です。

実機検証！Razer Anzuの実力やいかに…？

装着してみた。

サイズ感ですが、私には少し大きかったです…
市販の眼鏡の滑り止めノーズパッドや、耳にかける部分に装着するズレ防止のアイテムが必要になりそうなサイズです。

男性スタッフに使用してもらったら「ズレたりガタガタしないし大丈夫！」とのことです。

見た目は本当に普通の黒縁メガネです。

シルバーのRazerロゴがキラッとしてカッコいいですが、残念ながら光りません。

実際に使用してみた。

早速試しにデスクで音楽を聞いてみましたが、静かなオフィスでも、普通の音量で聞いている分には隣のスタッフに音漏れしたりしていないようです。
音量を上げてみると「イヤホンから音漏れしてる人みたいな感じ」とのことだったので、騒がしいところに合わせて音量を上げてしまうと、ふとした時や、電車などで隣の座席の方には音漏れを感じられてしまうかも知れません。
こればっかりはスマートグラスの性質上、致し方ない部分です。外で利用する場合は周囲への配慮が必要です。

家で使うときも、イヤホンやヘッドホンと違って耳を塞がないので、家族に話しかけられたのに気付かなくて、家族に嫌な思いをさせてしまった…なんてことも防げるので、ゲームに限らず、動画を見るときなどにも積極的に使っていきたいです。

いましがた私もこれを書きながらRazer Anzuを使っていますが、ブルーライトカットで目が疲れにくいです。
音楽を聞きながら仕事をしちゃっているのですが、耳を塞がないので、他のスタッフに話しかけられてもバッチリ反応できます。

スマートグラスの存在を知らない人からしたら、まさか私が音楽を聞きながら仕事しているようには見えないことでしょう。
これは…すごいですよ……！

弊社のスタッフは製品の検証も仕事なので、業務中にオーディオを使用しているスタッフもいます。
読者の皆様はオーディオの使用を許可されていないオフィスや学校でこっそり使うようなことがないようお願い致します。
ものすごくバレにくいと思いますが、本当にダメですよ。私はちゃんと、あなたをとめましたからね。

ツル部分にタッチセンサーがついており、タップすることで一時停止や再生などのオーディオ操作や、スマートフォンの音声アシスタントの起動なども可能です。

マイクもついてますので、ハンズフリー通話が可能です。
電話してマイク性能も検証してみましたが、クリアな音声で声が聞こえました。

交換用UVカットサングラスレンズが付属しているので、サングラスレンズに変更すれば、ウォーキング中や車の中での通話にも便利そうです。