【自戦記】第6期指す将順位戦B級1組4回戦【石田流三間飛車対玉頭位取り】
こんにちはKitchieです。
今回は、私が参加しているオンライン将棋大会「指す将順位戦」の自戦記となります。
前回の対局は時間切れで負けてしまったため、次からはそういったことのないよう気を引き締めて挑んだ戦いとなりました。
4回戦のお相手はRajendraさん
Rajendraさんとは前期でも対局があり、そのときはRajendraさんの石田流三間飛車に対して私が玉頭位取りをして勝っています。その一番は私にとって残留がかかった大一番でもあったため、とても記憶に残っている一局です。
Rajendraさんの棋風は、初手7八飛を好まれる三間飛車使いという印象です、最近では角交換四間飛車なども指されており、以前より戦法の幅が広くなっていると思われます。
事前準備
今回も実戦練習の時間がほとんどなく、準備不足感は否めなったです。
Rajendraさん側から見れば前期のリベンジマッチとなるので、石田流三間飛車で再び向かってこられるならば、こちらも再び玉頭位取りで行こうと決めていました。玉頭位取りは角交換四間飛車にも通用するので、どちらで来られても対応できるだろうとも思っていました。
後手番で対局開始
今期初めての後手番での対局となりました。
先手のRajendraさんはやはり初手7八飛からの三間飛車。私はもちろん玉頭位取りで受けて立ちます。
先手石田流に組み替え
Rajendraさんは石田流に組み替え、これも前回の対局と同じような進行となりました。
反省の一手1
その次の手が反省する一手でした。
玉を寄ったのですが、ここは△4四歩として次に△4五歩とどんどん左辺の位を欲張る指し方が玉頭位取りらしかったです。
反省の一手2
失着は連続します。△6四銀と出て▲6五歩を突かせることでこちらの角がよく通ると考えていたのですが…。
先手好調に
こちらが銀を引いて▲4六角と覗かれた局面は明らかに振り飛車有利。
その前の銀出は完全な手損になりました。
早い段階で4筋の位を取っていればこの角覗きはないので、それをけん制すべきでした。
自然な手で先手の有利拡大
私としても色々小細工をしてみるのですが、振り飛車側からみれば自然な指し手を続けるだけでどんどん良い形になっていきました。
頑張ってみるが…
馬を作らせる方がまだマシと思えるような局面ではもう収拾がつかないのですが、自分なりに頑張って指していく方針。
後手玉は広さがあるので何かと粘れる戦法ではあります。
チャンスっぽいのはここだけ
唯一チャンスといえる局面はここで、働いている馬と死んでいる飛車の交換になったところでしょうか。
しかしながら、それでも先手有利であることは変わりません。
終盤に定まらない方針
これは大反省なのですが、一度粘ると決めたのならば徹底的に粘るべきでした。上の局面では△4二角と辛抱をして、敵陣に飛車を降ろしたり△7六歩と指すなどする方針で行くべきでしたが、△5五角と謎の元気を出して爆死しました。
<投了図>
本局を終えて
勝手にRajendraさんのリベンジを受けて立ったと思っていましたが、終局後にお話ししたところ、全く私のことを覚えていらっしゃらないようでした。
正直な気持ちを言うと、一人で盛り上がっていた自分が馬鹿すぎてやっていられなくなりました。
将棋の内容としては完敗で、上記の反省を次に活かせるようにするだけです。
次局に向けて
次のお相手はおっさんさん。
おっさんさんも前期A級3組で戦った相手であり、私やRajendraさんと同じ前期降級組。
そのときは相振り飛車の将棋になり、私の完敗という内容でした。
次局は私のリベンジマッチとなるので頑張っていきたいですね。
それでは最後までご覧くださりありがとうございました。
対局してくださったRajendraさんに感謝。
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