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【自戦記】第6期指す将順位戦B級1組5回戦【対先手ゴキゲン中飛車】

 こんにちはKitchieです。
 今回は自分が参加しているTwitter上でのオンライン将棋大会「指す将順位戦」の自戦記となります。
 前回から1名辞退者が出たため、不戦勝分の星を加えて2勝3敗で迎えた対局となりました。

5回戦のお相手はおっさんさん

 おっさんさんとは前期A級3組でも対局経験があり、そのときは相振り飛車であっけなく敗れてしまっているので、私にとってのリベンジマッチとなります。
 おっさんさんの印象は中飛車を得意とされている強者といったところです。


事前準備

 今回の対局は、前日にやり取りをして急遽決まったので、準備もなくぶっつけ本番という形で挑みました。


後手番で対局開始

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  私は後手番、先手のおっさんさんが中飛車に組まれ、私は後手超速の出だしをみせましたが、▲4五銀と積極的にこられました。

いきなり難しい局面

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  私の△3二金に対して▲4八玉。
  この手で少し安心しました。代えて▲3四銀と玉頭に進められる手をどうするか時間を使って考えていたので、これで△3三金と3四の歩を守ることができました。

銀の行方

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 おっさんさんは5筋の歩交換で銀を繰り出されて△5二金。
 ▲3三角成と強襲もあるのかなと色々と考えながら指していました。

駒を捌かせない

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 先ほどの図から▲6六歩と角道を止められたので強襲はなくなりました。
△4四金と中央に活用した手に対して▲6五銀。
 △同銀▲同歩は先手の調子が良さそうなので△5五銀と交わしました。
▲5六歩△6四銀▲同銀であれば同じ銀交換でも先手の飛車先が止まってるので良しと考えてました。

再び駒組へ

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 おっさんさんもそれを察してか▲3八玉~4八銀と自陣を整備されました。
 私も△4五金と中央に圧をかけながら角筋を通していきます。

銀と桂馬の交換で有利を意識

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 その後お互い5筋に拠点を作る展開になったのですが、上図で先手の銀が桂馬で捕獲できるようになった局面では自分の有利を意識していました。

飛車の活用もできて好調

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 △7五歩を入れてから△6五桂と銀を取り、▲同歩に△5四飛と歩を払った上図はかなり好調でした。

5七のと金に負けはなし

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 その後は中盤に作った5筋の拠点を活かして上図のように攻めることができ、この後は先手玉を寄せてリベンジ成功となりました。


対局を振り返って

 今回は事前準備が全くなく作戦も何も考えていなかったのですが、金銀が中段に出て押さえ込む展開になり、自分らしい将棋が指せたのではないかと思います。

次局に向けて

 次のお相手はここまで全勝のぜのさん。単独首位を走られている方なので、ドンとぶつかっていきたいと思います。

 それでは最後までご覧くださりありがとうございました。
 対局してくださったおっさんさん、対局の機会を与えてくださっている運営さんに感謝。


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