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そういうもんだ、が足りない

去年の夏はどんなことを書いてたんだっけ? と思って過去のnoteを探してみたら、あんまり書いてなかった。一昨年はどうだったっけ? と思って探してみたら、やっぱり書いてなかった。

たぶんあまりにも暑すぎてやる気がなかったんだと思う。

それは今年の夏も同じで、むしろ一昨年よりも去年よりも暑いはずなんだけど(多分)、このまま夏だけぽっかり空いてしまうのは、未来の私が寂しい思いをするので、なんでもいいから書いておこう。

それでいいんだ、そういうもんだ。

かっこいいことを書こう、としすぎる。なんか良さげなことを書いて上手いことまとめよう、みたいな小手先が過ぎる。曲がりなりにも、書くことを仕事にしているからだと思う。「ライターなんだし」っていう矜持、プライド、みたいなものがこびりついている。心の隅に。

でもいいんだよ。個人の日記みたいなもんなんだから、好きに書かせてくれ、と思う自分もいる。

それくらいでいいし、そういうもんだと思うんだよ。

そういうもんだ、が足りないよ。どんどん狭くなっているな、と思うよ。世界も、心も。

こんなふうに、オチがなく終わってもいいんだよ。2025年の夏の私がこれを読んで、ああ、やる気がなかったんだなって思ってくれたらそれでよし。今日も暑いね。

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