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「やりたいこと」を明確に。

久々のnoteが大晦日の更新に。定型の「仕事が忙しい」を理由に、個人で書く文章を疎かにしてしまった。来年2022年寅年は、もう少し公私のバランスを上手にとれるようになりたい。

2021年は「やりたいこと」を明確にした年で、確実にそれを形にしてきた年だった、と振り返る。

ずっとやりたかった映画やドラマのメディアで仕事をさせてもらえた。コラム記事だけではなく、芸能系の取材まで(自分の想定以上に)行かせてもらえるようになり、月に15〜20本ほどの取材を抱えた時もあった(私にとっては、めちゃくちゃ多い)。

もちろんこれは私一人の功績ではない。お仕事をくださるメディアがあって、取材に応じてくださる方がいて、読んでくださる皆さまがいてくれるからこそ。今更いいこちゃんな顔をするつもりはないけれど、完全に一人で完結する仕事なんてないんだよな……と痛感する年でもあったのだ。

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そう、一人では仕事ができない。

フリーランスのライターとして独立した2018年の末、私は一人だった。これまで勤めた会社を辞めて「これからは一人で仕事をしていくんだ」と思っていた。少なくとも、その覚悟で独立したつもりだった。

名刺を作り、クラウドソーシングサービスに登録し、勉強会やセミナーに出かけ、上京して営業した。

その過程で痛感したのは「一人だと、できることに限りがある」。この一点。組織にいた頃より様々なことに融通が効く反面、できる仕事の範囲が大幅に狭まる。大きい仕事をするには人手がいるのだと、そんな当たり前のことに、一人になってから気づいた。

だからと言って、大きい仕事をするためだけに組織に戻るつもりもない。大きい仕事への憧れも強くない。来年も私はこれまでと同じように、自分の手に届く範囲で慎ましく仕事をしていくのだと思う。

ただ、助け合えるタイミングで手を取り合える同士がいたら、一時期だけでもいいから同じ方向を向きたい。「どんな」仕事をするかも大事だけれど「誰と」仕事をするかも忘れない指標にしたい。

一人になったことで、気づいたことはたくさんある。

これまでも、来年以降も、たくさんのことに気づきながら、自分のやりたいことを明確にしていくんだろうと思う。

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今年も大変、お世話になりました。

来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

2022年の占いには「自分のことを邪険に扱う失礼な人とは、積極的に縁を切っていくこと」とありました。この言葉にしたがって生きていこうと思います。

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