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YOASOBIと楽曲(5) 群青編

YOASOBIと楽曲について語る第5弾。今回取り上げる曲は「群青」。

この曲は私自身が最も好きな曲であり、この曲について語ることは楽しみだった。では、さっそく書いていこうと思う。

まず、この曲の原作は「ブルーピリオド」という漫画である。ちなみに、原作が小説以外の楽曲はこの群青が初めてである。

では、楽曲の解説。まず、大きな特徴の一つに合唱パートがあるという点が挙げられる。この曲のレコーディング時に合唱部分には、幾田りら(ikura)が当時所属してたユニット「ぷらそにか」のメンバーが歌ったと聞いている。

この合唱を取り入れることで、楽曲に大きな厚みができたと私は思っている。

また、この楽曲はAyaseがYOASOBIで初めて自分の想いを入れたとされている。今までの楽曲は、原作小説に沿って、楽曲が進んでいくという、いわば、小説の説明みたいなところが大半であった。しかし、青春を描いたこの作品にAyaseは自分の想いを取り入れ、よりパワーアップした楽曲にしたと考えられる。

楽曲について少し触れたが、私がYOASOBIにハマった楽曲こそ、この「群青」である。もちろん、今までの曲が悪いわけではない。ただ、YOASOBIの名前がSNSなどで出だした頃はどうせまたようわからんアーティストが出てきただけだろうとあまり気に留めていなかった。

そんなあるとき、中学の卒業式で歌った合唱曲に同じ「群青」という曲があるのだが、それをYouTubeで久しぶりに探したとき(合唱曲の「群青」もリンク載せときます)、たまたまYOASOBIの「群青」が出てきた。「最近流行りのYOASOBIの曲か」と思い、試しにと一回聞いてみる。

衝撃だった。こんないい曲あるんだ。まず、時折出てくる「あー」の声が良い。そして、合唱部分に勇気づけられる。その後歌詞をよく聞く。「感じたままに描く、自分で選んだその色で」「好きなこと好きだという、怖くて仕方ないけど」「本当の自分出会えた気がしたんだ」。どんどん自分の心に刺さる。共感しかない。

そして私が一番好きなフレーズ「大丈夫、いこう、あとは楽しむだけだ」。気づいたら泣いていた。趣味は楽しいものであるはずなのに、楽しくないことがそのころの自分にはあった。楽しむことを忘れていた私にとって、この歌詞は心臓を貫通するほどの衝撃だった。

「群青」を聞いてから、私はYOASOBIについて調べ、「夜に駆ける」HOME TAKE ver.を発見し、ここから、YOASOBIにどんどんハマっていった。

もはや、今の自分の人生の一部を形成したといっても過言ではない。この曲を作ってくれたYOASOBIに感謝である。

ちょっと語りすぎているが、ライブパフォーマンスのことについても少しだけ。「群青」は配信を含め過去3回行われたライブ、そして幻のライブである『ロッキン2021』のセトリでもラストに歌われている曲である。やはり、最後の一番盛り上がりたいところに、持ってきたい曲なのだろう。お客さんと一緒に盛り上がれる曲はこの曲だろうと私も感じている。

少し自分のことを書きすぎたが、今回の記事はここまで。実はこれでもまだ物足りないとは思っている(笑)。FIRST TAKEのことも語りたいが、あまりに長くなっても飽きてしまうと思うので、今回はリンクを載せるのみにしておく。


また語りたくなったらどっかのタイミングで語ろうかと思う。

ちなみに、ここで少し触れた合唱曲の「群青」はこちらから

最後までお読みいただきありがとうございました。

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