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「KEEP OUT THEATER」から1年-1年前の立ち位置と回顧録

毎週火曜のランダム投稿。今回は「KEEP OUT THEATER」の時のYOASOBIについて。

2021/2/14に開催されたYOASOBI1stLIVE「KEEP OUT THEATER」。そこから1年が経過した。この1年の間様々なことがあったが、では1年前のYOASOBIはどういう状態だったのかを「KEEP OUT THEATER」のシーンと共に振り返る。

1年前の立ち位置

1年前YOASOBIは何をしていたのか。

まずこの時点でリリースしていた曲は9曲。「優しい彗星」が当時の最新曲であった。また1月にYOASOBI初のCDとなる1stEP「THE BOOK」も発売されていたのは覚えている人も多いだろう。

人気度としては2020年Billboardアーティスト年間ランキング1位を獲得。テレビ歌唱も紅白などで成し遂げたということもあり、人気度は高まっていたと考えられる。

しかし曲の知名度は「夜に駆ける」以外あまりないといったところが正直なところだ。また、ラジオもまだ始まってなかったので、2人の人となりがあまり知られていなかったというのも事実だろう。

実際、私もikuraちゃんがあそこまで天然キャラだとは思っていなかった。(笑)

次にテレビパフォーマンス。この時点でテレビで歌った回数はわずか3回。しかも全てで「夜に駆ける」を披露。「夜に駆ける」以外はCDTVの「アンコール」しかない状態であった。

ここから感じたのは本当にライブは成功するのかという心配である。もちろん、楽しみが大きかったが、今までテレビパフォーマンスもしたことない曲がほとんどであり、ワンマンライブとして何曲も演奏できるのか、少し心配なところが私にはあった。

ライブ開演

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ここからは「KEEP OUT THEATER」の回顧録。ただし、ライブレポートではないので、だいぶかいつまんでの回顧録となる。

ご時世によりオンラインでのライブとなったが、YOASOBIはこの特性を最大限に活かしている。

まず舞台が工事現場であること。これは有観客ではできないことだ。

また、当時まだミステリアスな要素があったYOASOBIにとって工事現場のパフォーマンスは、仲のいい人々がこっそり集まって、秘密基地のような場所で遊ぶというなんともらしさが出ていたように感じた。

そして、みんなで乾杯したあのシーンもオンラインならではである。有観客だと、事前にコップの準備をしてもらう必要がある。

またこのご時世では、ライブのような大人数で同時にマスクを外して飲むというのはNGだろう。

そのため、オンラインでの特性を利用することができていたライブだったと思う。

トップバッターは「あの夢」

覚えている人も多いだろう。YOASOBIの電飾がつき、ikuraちゃんの透き通るアカペラ。後にこの曲武道館でも鳥肌をたたせることになるのだが、初ライブであったこの時も圧巻であった。

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なお、この様子はライブから1年たった2022/2/14にYoutubeで無料公開されたので、ぜひ確認してもらえたらと思う。

バンドメンバーの存在

紅白やその後のテレビには出てきていたYOASOBIバンドメンバーだが、思えばちゃんと触れられたのはこのライブからであったと思う。

今まではYOASOBIとしてライブもやったことなければ、テレビやラジオのレギュラー放送があった訳では無いので、触れることが出来なかったといった方が正しいだろう。

このライブでバンドメンバーも含めとてもいいチームワークであることが証明された瞬間だったと私は考えている。

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バンドメンバーそれぞれに関する記事はそのうち書くつもりだ。

ikura氏の天然が明かされる?!

今まで数々の名(迷)言を残してきたikura氏だが、この天然ぶりが明らかになったのはこのライブだと私は思っている。

その場面は「ハルカ」を歌い終わり、MCで乾杯をする場面。それぞれが、中に入っている飲み物を発表していく中で、それを聞かれたikuraちゃんは飲んで確認したのである。(乾杯してないのに)

Ayaseさんが「飲んじゃうんだ」とツッコミ、大爆笑になったが、これが天然ikuraエピソードの原点だと思っている(笑)。

CLUB夜遊限定コンテンツ

ライブ本編の終了後、公式ファンクラブ「CLUB夜遊」の限定コンテンツがこのライブにはあり、ここでは2人が少し喋ったあと、「夜に駆ける-THE HOME TAKE ver.」が披露された。

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原曲とは違い、ゆったりした曲調に仕上がっているが、物語の世界観はしっかりと表現されており、非常に面白い曲だと私は認識している。

ライブは大成功

いろいろあったものの、ライブは大成功を収めた。ikuraちゃんの圧倒的な歌唱力とAyaseさんのライブ構成、そして何よりもこの時間を楽しむという雰囲気が成功の要因だろう。

これのあと、YOASOBIはさらに成長していき、3月には初のレギュラーラジオ、5月~12月の間に新曲6曲、武道館ワンマンライブ開催などを成し遂げた。

また2022年にはYOASOBI×直木賞作家「はじめての」が始動。明日2/16には第1弾の「ミスター」がリリースされる。

このように、今では数々の衝撃を残しているYOASOBIだが、このライブは活動の原点となったと言っても過言ではないと私は思っている。

ここから次の1年後には何が起きるだろうか。きっとまた私たちに新たな挑戦を披露してくれると思っている。それを楽しみにしたいと思う。

ではまた。

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