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Xデザイン学校ベーシックDay3     リフレクション

昨日は、学んでいるXデザイン学校のDay3(ビジネスインタビュー)があったので、気づきを中心に振り返る。

事業モデルと収益モデルを分けて考える

事業モデル:ステークホルダーすべてが幸せになる仕組みを考える
収益モデル:どうやって継続的に儲けてスケールさせるかの仕組みを考える
これまでの実務や学びでこの手の話は染み付いているが、新たな気づきだったのは、「両者を分けて考える」ということ。
これまでの仕事では、両者を一緒に考えることが多く、そうすると結果として収益モデル優先になり、ステークホルダー目線が軽視される。
今始めている副業の種(ミドル世代がイキイキと輝けるためのコミュニティ立ち上げ)では事業モデルが優先になり、マネタイズ目線が弱くなる。
どうしてもどちらに偏ってしまっていた。
両者を分けて考える、その連結点としての「データ活用」、これを意識していく。

何が問題なのか?課題なのか?

仕事には、何らかの問題や課題があるが、クライアントや関係部署から提示された問題が本当に問題なのか?を「前向きに疑う」ことが重要であることを学んだ。
そういえばこれまでの仕事でも、上層部から問題提示や解決策検討指示をもらった時、それを鵜呑みにしていなかったか?その問題を盲目的に受け入れていなかったか? 大いに反省すべき点。
今日から意識したい点は以下の二つ
・ビジョンの弱い会社に対しては、「ビジョンの再定義(To-Beを合わせ
 る)」から始める。それはビジョンを変えることではなく、今ある
 ビジョンを分かりやすく理解しやすい形に置き換えること。
・提示された問題は本当に問題なのか? 前向きに疑った上で、解くべき
 適切な課題を設定する
8月からコンサルに転身するので、この学びを常に意識していく。

知識の収納庫

知識の収納庫には、
未整理=FACTベース
整理済=FACTを自分の中に概念化したもの
の二つが存在。
自分の場合は、学びや仕事で気づいたことをモレスキンノートに纏める習慣があり、纏めたものを構造化(A41枚の構造化ペーパーを週一回更新)していつでも引き出せるようにしている。
ただ、その引き出しも概念化/構造化が弱いと引き出しとして機能しない。
いかに具体な情報の全体像を理解し、抽象化した上で引き出しにしまうことができるかが肝であることに改めて気づかされた。
概念化できるかどうかのチェックとして、「図解できるか?(特に関係図やループ図)」をチェックポイントとしてみよう。

また、自分の中で概念化して理解している一例として、
「ヒトは合理的には動かない。但し、物事は長期的に見ると合理的な方向に進む」がある。
これはヒトの短期的な行動は非合理に動くことが多いが、物事全体を俯瞰して長期的に見ると合理的(FACTとロジックに基づいた経済合理性)な方向に進むということ。
経験や学びを振り返り、物事を一つでも多く概念化し引き出しを増やしていきたい。

ビジネスインタビューで意識すること

仕事で日常的にビジネスインタビュー(ステークホルダーインタビュー)をすることが多く、最近意識していることは以下の6つ。
・「誰」が関係している案件か? ⇒関係者の把握
・「どれだけの量や数」があるのか?  ⇒規模感の把握
・問題は何で、特に「どこが」問題なのか? ⇒問題の理解
・それは「いつまでに」解決したいのか? ⇒時間軸の把握
・それを「どのように」解決したいのか? ⇒問題個所の把握
・それを「なぜ」解決したいのか? ⇒ 一番重要。プロジェクトの目的

これまでの仕事を振り返ってみると、プロジェクト開始時にビジネスインタビューでこの6つを大枠押さえることができたものは成功することが多かったが、ここを押さえきれずに開始してしまった案件はほぼ失敗した。
つまり、最初の出足が肝心だということ。

最後に

いよいよ次回から課題に向き合う時間が始まる。ワクワク感をもって、みんなで学び、実務に活かしていきたい。

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