第2回目「あなたがきたのわ に入った理由を教えてください」「入っていてよかったなと感じた体験を教えてください」
2020年1月23日(木)19:30〜21:00
第2回目 対話企画
チェックインをしてから、前回に引き続き「これまでを振り返る」を大きなテーマとして問いを設定しました。今回は参加者が3人だったので「話し手」「聴き手」「立会人」となって対話をしました。(ストーリートリオ)
話し手は8分間お話します。
「あなたがきたのわ に入った理由を教えてください」
「入っていてよかったなと感じた体験を教えてください」
聴き手の問いを持って、話し手が話した後に3分フィードバックします。
「話し手が大事にしていたことは何でしたか?」
「話し手が感じているきたのわ の価値は何でしたか?」
立会人は、話の内容ではなく、話し手の表情、声の強弱、間、繰り返した言葉など、見えたことを2分間伝えます。
グランドルールは、
・本当に話したいと思うことを話す
・意図を持って聴く
・この輪が自分たちにとって、チームにとっての学びが収穫できることを願って、ここに座る
まず1人目の話し手Hさん。活動して8年目くらい。
「きっと何か得られるだろう」と思ってきたのわで活動を始めた。
自分一人じゃ見えなかった世界が見えた。仕事とは違うOJTのおかげで
「手探り」と「実践」
矛盾を抱えながら悩みながらやっているというのも知れた。
変化を厭わない風土がある。疑問を共有しあいバージョンアップの繰り返しをしていく。
「最初に出会ったファシリテーションの団体がきたのわ でよかった」
「勉強のための勉強ではなく実践のためのファシリテーションがいいね」
いろんなスタイルをみれた。その中で自分らしさを考えた。技術によらない姿勢。対話の中で何を大事にしたいかが軸?
聴き手が聴こえたこと
・経験値という言葉が何度かでていた。バージョンアップしていくということを大事にしているように感じた。
・価値と聞こえたことは、丁稚奉公、経験、実践のためのファシリテーションであること、メンバーが自分の経験を活かせると思うこと、基本があってそこから自分の型を考えることができる
2人目の話し手はMさん。最近入会したばかり。
ファシリテーションに興味を持ったきっかけは、震災があって話したいことを話せるようになるにはどうしたらいいんだろうと思ったことがきっかけ。
きたのわに入ったのは、居心地が良かったから。
居心地の良い場を作る経験を増やしたい。自分が場をつくるときに活かしたい。
きたのわ に出会って印象的だった体験は、振り返りの時間を丁寧にとっていたこと。普段はフィードバックしあう時間はほとんどないが、きたのわ ではメンバーみんなが振り返りを丸出しでやっていた。これがバージョンアップかな?繰り返していくことが大事だと思った。
一緒にブラッシュアップしていきながら、悩んで決めていいんだと思えた。 司会進行もぬすみたい!場をつくる設計の技術もぬすみたい!ワークショップの設計も学びたい!と思っている。 きたのわ に入ってから、いろんな人と出会えて、ネットワークハブになっている。
「本能的にここにいた方がいいぞ」と思っている。
聴き手が聴こえたこと
・これまで感じていた矛盾。居心地の良さ、コミュニケーションの気持ちよさ、これらが自分の困っていることに活かせるかもと思っているんだね。
・「ぬすみたい!」「学びたい!」から貪欲に得ようと思っていること、「ネットワーク」は震災を考えるために大事にしていると感じた。
最後は、代表。立ち上げからずっと活動している。
立ち上げようと思ったのは、これまでの市民活動の経験の中で「話し合いでものごとを作っていくことの可能性を感じていた」から。
話し合いの力(ファシリテーション)に可能性を感じて、ファシリテーション講座で出会ったメンバーと団体立ち上げた。
代表であることが私自身の人生に大きくプラスになっている。(代表は向いてると思っていなかったけれどね、、)
きたのわ はメンバーが強み。なんのためのファシリテーションなのか?地域をよくするためという目的が同じ。
北海道は地域によって全然違う。メンバーにその地域のことを聞けることはすごく大事。
10年やってきて、ファシリテーションに関心ある人、仕事としている人も増えている。きたのわ をやっていて良かったなと思える。
聴き手が聴こえたこと
・原体験がまとまって整理されて聴こえた。根底の強いものを感じた。
・スキルのためじゃなく何のためにを共有している仲間。ミッションを共有する仲間であり自分の人生についてもリンクする仲間であると聴こえた。
チェックアウト
・ストーリートリオでやれて安定感があった
・3人それぞれ立場が違う中で話が聞けて収穫でした
・楽しかった。話が聞けて良かった。
・「きたのわじゃなきゃできない」ところが共通していて嬉しかった
・この方法に変更して良かった。聴き手の問いが難しかったかな。「大事」の聴こえづらかった。2つの違いも難しかった?
・そのままを聴けて良かった。大事にしている、求めていること、3人で聞聴き合えて良かった。
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