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小説

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#2000字のドラマ

月白の頬杖|掌編小説

スーハー、スーハー。 凡庸な呼吸に耳を澄ませていたら、ふと夏の終わりが聴こえた。蜩が夕映…

目眩を覚えるような、青|掌編小説

空を見上げれば、果てのない目眩を覚えるような、青がそこにはあった。 そして高く繋がれてい…