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奨学金

   奨学金は、今の私を支えてくれた確かな制度でした。
高校の時
 私の父は、田舎の公務員で母は、専業主婦。上に姉が居て、私も高校1年から、奨学金を貰いながら通学した。
 岐阜県選奨生というもので、月額8千円で返還の必要のないものであった。
 中学の成績により判定されるもので、高校3年になると所得制限ができ、非該当となった。
 大学は、日本育成会の奨学生となった。
 大学卒業してからは、40歳過ぎまで、確か年額12万円を返済し完済した。

日本育成会からコピーしました。

 もちろん、姉も奨学生であり、結婚後は、父が支払ったと聞いている。     
 大学に奨学金制度がなかったら、今の自分はなかったかも知れない。 
 大学で、勉強やアルバイト、世間からの自由な身となり、やりたいことをやりたいだけできたような気がする。 
 夢を叶えるには、時間と戦って勉強することが必要であり、失恋の時は、友だちと失恋旅行にでかけることもあるだろう。  
 大学の学費は、とてつもなく上昇してしまったが、奨学金制度は、多くの学生が無利息で利用できるよう継続してもらいたい。 
 そして、その継続に私も訴えつづけたい。


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