かもめんたるの単独ライブに行った。

　大学時代からずっっと行きたいライブの一つだったかもめんたるの単独ライブに行けた。
　キングオブコントで「白い靴下」「言葉売り」のネタに衝撃を受けてから、ずっっと行きたかった単独ライブ。過去のライブDVDを見ては、生で見てみたいと切望していた。私が社会人でお金を稼ぎ出して休みを取りやすくなった頃には、かもめんたるは劇団かもめんたるとしての活動に注力されていた。劇団員との舞台は行われていたが、かもめんたるの単独ライブとしては今回7年ぶりだったそうだ。
　今回運良く当てることが出来、且つお笑いどころか全てのライブに行ったことがない人間を引き連れて行くライブはかなり不安だった。何なら周囲に「もし連れが笑ってくれなかったらどうしよう」とか今思うと意味不明なことを相談していた。「いや、連れが笑ってくれなかったとしたら、木谷さんのせいじゃないでしょ、かもめんたるのせいでしょ」と諭され、それはそうだと納得した。連れが笑わなくても、私のせいじゃないという意見に私の不安は吹き飛び、抜群のコンディションで当日を迎えた。
　小劇場は思っていたよりも舞台上と観客席間が近く、のっけの登場シーンから驚かされ、ハイパーラッキーにう大さんのハイタッチを恵んでもらった。おそらく今年の運はライブのチケット当落と今回のハイタッチで使い果たした。
　今回劇団員3名がゲストで出演されていた。劇団かもめんたるの舞台自体は直近二作を配信で見ており、顔ぶれは見たことがある程度だった。
　「焼肉とボクシング」「自転車撤去」「ナンパ」「怪談師（？）」のネタが特に好きで、全体的に前にDVDで見ていた時よりポップな感じがした。
　とにかく最新のかもめんたるワールドを全身に浴びることが出来て、本当に行ってよかった。
なんだかんだ連れてった人も「わからないところもあったけど〜のところとか面白かった」とかなんか感想ぼやかしてたけどしっかりずーっと笑けてた声が聞こえてたし、初ライブ楽しめたようで本当によかった。劇団かもめんたるの3名の方もキャラがしっかり立っていて、多人数だからこそできるネタもたくさんあって総じて豪華だったなあと思う。でもやっぱり、かもめんたる2人だけの漫才もコントも大好きだから、毎年単独ライブやってほしい。あわよくば東京だけじゃなく全国回ってほしい。全人類にかもめんたるの狂いを浴びせてほしい。またかもめんたるの単独ライブを見れることを祈って、今日も偽力をふりしぼる。最高の一日だった。