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インタビュー

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25〜29歳を対象にした会話の記録。地下に埋もれて消えていった本音を掬い取るインタビューです。
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記事一覧

「会社員に向いてないんです」 やりたい職業に就いて数年、社畜的考え方だからこそ生まれた職場への違和感

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第11回は28歳・アルクジラさん。デザインを勉強するため大学院に進み、その後某アプリ会社のデザイナーとして就職。しかし、現在は退職して主婦となりパートナーを支えています。勤めていた会社は決

スポーツ推薦で進学、仕事もそつなくできるものだと思ってた。でも社会人になっても続く、体育会系価値観に馴染めない Sさん(28歳)の話

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第10回は教育関係のメーカーで働く28歳・Sさん。スポーツ推薦で大学に入ったSさんでしたが、元々ホモソーシャルな雰囲気が苦手で、大学で訓えるスポーツマンシップにも上手く馴染めなかったとのこ

「“ちゃんとやってる人”が損してる」キャパオーバーで潰れそう。それでも仕事を辞めないために変えたこと Rさん(28歳)の話

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第9回は某化粧品ブランドの営業として働く28歳・Rさん。空気を読んで上司の期待になんでも応えてきたことからキャパを超えた仕事量を任されるように。一方、いくら精神的に辛くなっても夫からはなか

小さな生活の声 仕事に対して“楽しい”って感じたことなかった(しゃけ)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第8回は金融業の事務職で働く27歳・しゃけさん。同僚との人間関係も良好、給料も安定していて

小さな生活の声 俺は死ぬまで音楽やりたい(あき/Lio)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第7回目に登場するのは、私の友人でありIT系営業職として働く27歳男性・あき/Lio。バン

小さな生活の声 ライターっていつまで続けていけるんだろう(とま)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第6回目に登場するのは、フリーライターとして活動する27歳女性・とまさん。 『けもなれ』

小さな生活の声 会社にいることで、箱入り娘状態になってる(ムー)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第5回目に登場するのは、とある飲み屋で知り合った26歳女性・ムーさん。大手化粧品会社に務め

小さな生活の声 大切にしてくれた人との別れを選んでからの数年間(おぱ)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第4回目は、恋愛至上主義で、恋愛における様々な困難を乗り越えてきた28歳女子・おぱの話。

小さな生活の声 頑張りすぎない方が楽しめた(紗世)

「小さな生活の声」は25〜29歳を対象にした会話の記録です。20代後半に差し掛かった途端、急激に変化する周囲の環境。結婚、出産、キャリアアップ……着実にステージを登っている友人を見て、自分には何もないと焦燥感に駆られる人もいるのではないでしょうか。“大人になっていく自分”と本格的に向き合い、大人と子供の狭間で揺れ動きながら少しずつ変化していく。そんな彼らと私の本音を記録していきます。 第3回目は、化粧品販売、ネイリストを経て、今は某高級ファッションブランドで勤務してる女の子

小さな生活の声 仕事と恋愛と承認欲求と (ななみん)

たわいない会話をひたすら載せる「小さな生活の声」。今回は学生時代の友人ななみんと。恋愛においては自由奔放だけど、仕事に対しては真面目すぎるほどに向き合う女の子。 「“女の子”だから口説いてる」みたいな人に出会いたい ななみん:ねえ聞いて!マッチングアプリの人とデートしたの! 奈都樹:お!どうだった? ななみん:飲みに行ったあと、ホテルに泊まったんだけど、何にもないまま終わっちゃったの。なんだこれ、って思って。 奈都樹:え、いいじゃん!(笑)ななみんは嫌なの? なな

小さな生活の声 社会人5年目っていろいろ見えてくる (ロネちゃん)

かなり唐突ですが、友人との話を「小さな生活の声」というマガジンにまとめていきます。本当にたわいない会話をここに載せていきます。1回目は某ベンチャー企業で働く友人・ロネちゃん。 社会人は「大人」なのか 奈都樹:私たちって仕事の話をすることが多くなったけどさ、そうなったのって入社してから結構経ってからだったよね。それまではあんまり仕事の話するって感じでもなかったから、ロネちゃんが初めて話してくれた時びっくりした。 ロネ:社員旅行のやつからかな。超大型台風が上陸するっていうの

25歳〜29歳の“今”を切り取った会話の記録を載せています。『小さな生活の声』について

『小さな生活の声』を始めてから1年が経ちました。あくまでブログの一環として試験的に始めたものだったので、読んでくださってる方にはこのマガジンを始めた理由がいまいち伝わっていなかったかもしれません……。ようやく定期的に更新できる準備が整ったので、このタイミングで改めて説明させてください。少し長いです。 『小さな生活の声』は25歳〜29歳を対象にした会話の記録です。始めたきっかけは2020年にやってきたコロナ禍でした。 当時26歳。クオーターライフ・クライシスという言葉があり

女の日常

「約6年前から幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思った」「以前サークルでばかにされ、出会い系でも断られるなどし、勝ち組の女や幸せそうなカップルを見ると殺したくなるようになった」 小田急線10人刺傷事件。犯人の供述からは、“女性なんかに”というニュアンスが含まれてるから胸が痛む。自分より地位が低い「女」なんかに、バカにされた/相手にされなかったことへの憤り。やっぱりまだ女性は男性のモノなのかもしれない。ネットの世界ではそんな考え許されないけど、現実ではまだ許されてるのは確