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タイプカバーを使わずにSurface Pro8を運用する場合のツールを考える

Surface Proシリーズのタイプカバーが気に入らず…

ここ数年は、マイクロソフトのSurfaceシリーズのスタイリッシュさに魅せられ、現在の自分のパソコン周りの環境はSurfaceシリーズが中心になってきています。
Surfaceのラインナップで中心的存在なのがSurface Proシリーズですが、私はこれまで
Surface Pro4
Surface ProX
Surface Pro8

を利用してきています。

Surface Pro本体については、コスパが悪いとか端子が少ないとか故障が多いとか色々とネガティブな話を耳にすることもありますが、キックスタンドの利便性と本体のスタイリッシュかつ美しい造形は所有欲を十分満たしてくれるものです。

しかし、Surface Proを購入した時に半ば強制的なオプションとして購入を余儀なくされるのがタイプカバーですが、私はこのタイプカバーがこれまでどうにも好きになれません。
確かに、アルカンターラの高級感あるカバーは本体の美しいデザインとマッチしますし、すぐにパかっと開いてノートPCのように使えて利便性も高いと思います。

ただ、デザインと利便性に振ったせいか、肝心のキーボードのタイピングの打鍵感が今一つ(タイプカバーを斜めに浮かすとペコペコして安定性がないし、デスクに平置きすると逆に弾力がなくて硬い打鍵感になる)な上、トラックパッドも小さくて使いにくいと感じます。

そこで、Surface Pro8については、タイプカバーを購入せずに運用することにトライしており、結果的には今のところ十分満足していますので、備忘録的に以下書いてみます。

使いやすさとデザインと重量のバランスを考慮してアイテムを選定

最低限必要なものは、マウス、キーボード、カバーの3点です。
色々と検討した結果、今のところ以下の3アイテムを使っています。
・Surfacアークマウス 88g
・Microsoft Designer Compact Keyboard 288g
・STOW SLIM FOR IPAD PRO (12.9")   250g

タイプカバーの重量が280gなので、上記の構成だとタイプカバーを付けて使う場合よりも350gほどオーバーウェイトになってしまうのが難点です(タイプカバーを付けていても鞄で持ち運ぶ際はケースに入れる必要があるだろうことを考えると、100gほどのオーバーウェイトとも言えます。)。

ただ、それでも個人的にはこの構成でかなり満足度高くSurface Proを使えています。

Surfaceアークマウス

PC作業では、WordやExcelを使うことが圧倒的に多くコピーやペーストなど多用するので、そうなるとトラックパッドよりもマウスの方が使いやすいわけですが、軽さと持ち運びのしやすさを考慮するとこのマウス一択になりました。

真っ平の状態にして持ち歩けて、デザインもよくて、かつ使いやすさも保っているマウスは、今のところこのマウスくらいしかないと思います。
ただ、その分値段は高めなのが難点ではあります。

Microsoft Designer Compact Keyboard

今のところマイクロソフトが販売しているキーボードで、一番軽くて小さいのがこのキーボードです。
小さいとはいえ、キーピッチ等は十分な大きさですし、打鍵感も気持ち良い感じで、性能は全く申し分ないキーボードです。
この上、ミニマルなデザインもとても秀逸です。

STOW SLIM FOR IPAD PRO (12.9") 

これはipad pro12.9インチ用のスリーブケースなのですが、Surface Pro8のサイズがipad pro12.9とほとんど変わらないので問題なく使えます。
このメーカーのケースはデザインがとてもスタイリッシュで、造りもしっかりしていて質が高いのはもちろんのこと、サイドポケットがありそこに上記キーボードとマウスを収納できるのがポイントです。
また、開閉部がマグネットで開閉するという仕組みも使い勝手が良いと感じています。

机がないと使えないのが難点

この使い方の最大の欠点は、
「机がない場所では使えない(膝の上で使えない)」
ということになります(ただ、タイプカバーを付けていても膝の上でSurface Proを使うのは不安定ではあります。)。

なので、机の無い環境で使うことを余儀なくされる場合は、割り切ってタブレットとして使うしかないというところです。
Surface Proをタイプカバーなしで使う人というのは、私を含めかなり物好きな人しかいないと思いますが、重さと上記の点を除けば、タイプカバー無しの運用で今は概ね満足しています。

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