旅スペック 〜体力、持ち物編〜

旅についてよく尋ねられるので、思いついたことからまとめてみることにした。

◯基本スペック 
昭和生れなので近年体力の衰えが激しい。比較的重めのアレルギー持ち、心臓弱め(不整脈及び貧血持ち)。運動習慣なし(生活レベルの運動量)。体力無し。気力でなんとかするタイプ。脊椎にも持病があるので重い荷物は持てない。BMI値は16〜17とかです…ヒョロ&ガリ。 機動力重視のバックパッカーで、基本的に荷は少なめ、機内持ち込み派。ロストバゲージを避けたいのと、レーンから荷物が出てくるのを待って貴重な旅時間が奪われるのがイヤなので夏でも冬でも基本的には機内持ち込み(例外もあって、早朝に空港に着く場合など、時間のゆとりがある場合は預けることも。あと帰りはお土産で荷物が増えるので大きめのパッカブルトートを用意、預け荷物にしてる)

※以下飛ばしてOK

からだもよわいし意思もよわい、行きたいところを行きたいだけリピするので回数の割に訪問国数もそこまで多くないし、ユーラシア大陸メイン。ドミトリーは使わなくてすむなら使いたくない、ポリシーのないゆるゆるのバックパッカーなので、ガチの本格バックパッカーというひとは読んでも物足りないかと思います。ゆるくていいんだ〜っていう人向け。
あと興味関心の幅が率直にヲタクなので、そこにそんな時間かける?!みたいなわけのわからないこだわりもアリ。

◯これまで訪れた国や地域  ※は回数
ロシア、中国※8〜9回(北京、天津、上海、蘇州、杭州、香港、マカオ、大連、旅順、ハルピン、内モンゴル自治区、ウイグル自治区)、韓国※3回、台湾※9〜10回、ベトナム、インドネシア(バリ島)、マレーシア※2回、シンガポール、ウズベキスタン、ヨルダン、イスラエル、トルコ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、イギリス、フランス※3回、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、オーストリア※3回、チェコ

トランジットで空港またはトランジットツアー利用
カタール、ドバイ※3回くらい?、デンマーク

新大陸、全然行ってないですねぇ… あとなにげにタイとかフィリピンとか、メジャーどころも行ってない!

日本国内は鳥取島根以外の県は訪れています。その二県の旅行も何度か企画してるんだけど、つどぽしゃる。なぜなのか。北海道は帯広以外の主要都市はだいたい訪れました。オホーツク最高。

◯メインバッグ 
そのときどきでいろいろ。ただし前述の通りスーツケースは基本的に持たない。
ドイツ・オーストリア10日間は30リットルの中型バックパックに詰めこんだ。イスラエルヨルダン旅のときはソロツーリストの45リットルバックパック(キャスターつき)。いろいろ調べて、背負っても引いてもOKで、機内持ち込み可の容量のこれ。ショルダーとウエストベルトが装備されてて路によって形態を選べるのが便利。TASロックキーは必須。

めちゃモアレてるけどこれですソロツーリスト。ジッパーのとこ開けると中からショルダーベルトが出てくる仕様

◯サブバッグ 
メインにもなる20リットルのバックパック。バッハというアウトドアブランドが好きで。リュックにもトートにもなるし、防刃、防水。でシンプルカワイイし、軽いし、マジで重宝してる。肩紐が細いので、荷物入れすぎると肩に食い込んで痛いのが難点。

サブバッグはこんなかんじかな! 👍は常備薬です…

◯パッカブルトート&薄軽エコバッグ
お土産用に。入れすぎると持てないから中くらいの大きさがベスト。

◯ショルダーポーチ 
15×12センチくらいのポシェットタイプが多いかな。今はバッハを愛用。財布、スマホ、充電器、薬や簡単な身の回りの品くらいならヨユーで入るので重宝してる。これもストラップが細いので入れすぎると肩が痛くなるけど…

◯貴重品ベルトポーチ 
お腹に巻けるタイプの貴重品入れ。パスポートやクレジットカード一枚に、何かのときのための日本円とか入れてた。夏でも暑くないメッシュ、防臭素材のやつ。旅行中はサブバッグにポーチと薄軽エコバッグ入れといたらだいたい用が済む。

◯バッグの中身
航空会社によって機内持ち込み荷物が異なり、まずはそこで何キロまでオッケーなのか確認。たいがいは十キロまでなんですけどね、エアチャイナは五キロで、どんだけ荷を削るかで燃えました(こういうの楽しんじゃうタイプ)。

◯衣類 
基本的に洗濯前提+捨てる前提のもの半々かな。特に下着は捨てていけるようなものを。アウターは冬なら一着。無彩色で目立たないのが安全上も良い。帰りに捨てていけば荷物も減るし。毛玉だらけのカーキの上着とかね、良いですよ。

◯タオル 
吸水速乾、登山用のものを。安宿に泊まるとき用、海や川に行くとき用、真夏の日差しから自分を守る用(なんらかの理由で傘がさせないときなど)にも。あとはね、なんだかんだ日本の手ぬぐいが最強。手ぬぐい2枚くらい、ハンカチ代わりにもってけば、突然温泉に入るとしてもどうにかなる。すぐ乾くしね。

◯せっけん、泡立てネット
行く国にもよるとは思うけど、機内持ち込み荷物の何が厳しいって、液体の持ち込みなんですよね。私の場合持病の薬に液体に属するものが多くて、シャンプー・リンス化粧水などは極力少なくするわけです。てかシャンリンは、Dr.ブロナーのセッケン1択。これ、洗顔も顔もいけるんですよ。バータイプのやつを必要分だけ切り分けていきます。硬水の国は泡立たないからネット必須。これだけだと髪がギシるので、エリップスのヘアオイルで保湿、トリートメント。小分けになってるし、ショートヘアならひと粒で2回くらい使えるし。
化粧水は持っていかない。基本的に朝マスクと夜マスクを小分けに日数分まとめると、液体扱いにならないので。あとは美容液を小分けにして、今日は疲れた!という日に使う。保湿クリームと日焼け止めは多めに、それに下地つけてライン引くくらい 海外でハデに化粧するとよくない人目をひくしね……。

◯ビニール袋、ジップロック
なんにでも重宝するので……食べかけのサンドイッチ入れたり、収集品(道端の石ころとか)入れたり、雨のときに機器類避難させたり。かさばらないしね!

◯ノート、ペン
日記、メモ、スタンプのために紙モノは必須。薄手のノートにふせんとかマステ貼り付けて持ってってる。マステもあるとなにかと重宝します。ノートの最近のお気に入りはRECENT MEMO。軽い。ペンは、必ず持ってくのは油性ペンに養生テープぐるぐる巻きにしたやつ。養生テープも何かしら役立ちます、バッグの補修とか。

◯スマホ 
二台。カメラも兼用。フォトジェニックな国に行くときはデジカメも参戦(スマホカメラよりよく撮れるやつ)。フルに使い倒してるとすぐ充電なくなるので、充電器も。
私はSIMフリーかつデュアルSIM(SIMカードが二枚入れられるやつ)の端末にしている。事前にSIMカードを購入(ネット通販で)しておけば、出発前から入れておいて現地で切り替えるだけで済むから、いろいろラク。

◯アプリ
ホテルズドットコム こないだみたいにアレ?一泊落としてた!ってときもすぐ探せる。ブッキング.コムでもいいしアゴダでもいいけど、リワード制があって十泊すると一泊無料になるのでなんか得した気分になれる(ほかのサービスにもあるのかな?)

Maps.Me オフラインで使えるのがよい。まあ使い捨ての海外SIM入れるようになってそこまで頻繁には使わなくなったけど、あると安心。中国版なら百度地図。同じくオフラインでも使える。

翻訳アプリ 博物館の専門用語の解説とか、グーグル翻訳に助けられること多い。

電子図書、映画などたくさん入れておくと待ち時間退屈しなくていいかな。退屈を楽しみたい場合もあるけど。アマプラは事前にいれといた映画が他国では再生対象外だったりしてがっかりした。キンドルは今んとこそれはなし!

◯薬類 
実は私はこれがけっこうかさばる。複数持病持ちなので常備薬の量が普通の人の五倍くらいある。荷物削りたい派だけどこればかりはどうしようもない。健康な人羨ましい……。
あとは普通に痛み止め、胃腸薬、目薬、バンドエイドあたりを。体弱い方なので薬は万全に用意してる。体弱いと自分の限界を把握してるので、あ、ここから先はムリ!ってとこは守るようにしてる。おかげでこんだけ旅してても深刻な事件や体調不良、入院とか病院のお世話になったことはない。真に体調悪かったら宿でいちんち寝てたりとか。体はね…資本よね…。
あとあの、市販の常備薬は、旅先で会ったひとに譲り渡して帰ったりもする。かのひとの健康に幸あれというお気持ち。


すべての旅人に幸あれかし。









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