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ソフトテニスを本当に好きになりたい

自己紹介させていただきます。東京都私立駒場東邦高等学校出身、環境情報学部1年の、北原颯人と申します。ポジションは前衛です。今回初めて部員日記を務めさせて頂きます。拙い文章ですがご一読いただければ幸いです。

さて皆さん、いきなりですが

ソフトテニスは楽しいですか?

私はもちろん楽しいです、でもこれ結構先輩からされる質問なんですよね。だからというわけではありませんが、私もよく本当に楽しいと思っているのかと自問自答してしまいます。

具体的には、ソフトテニスが好きなのか・ソフトテニスをしている自分が好きなのか、似ているようで全然違うこの二つのうち、私はどちらであるのだろうかと。多分答えは今は出ませんけどね。



ここで少し自分語りを一つ。

私は中高一貫の所謂進学校と呼ばれる学校に通っていましたが(余談ですが同期の岡田とは同級生です)、成績は良く言っても下の上ぐらいで芳しくなく、別に部活も真面目と言えるわけでもなくダラダラと6年間過ごしていました…そしてナイナイだらけで適当に過ごした生活が卒業とともに終わり、当たり前のように浪人しました。


そこで思ったのは、学校という枠組みから外れると、簡単に自分って何なのかわからなくなるんですよね。たいして勉強もできない・そもそも受験勉強が嫌いな部類であったのに、勉強だけをしなければならない空間に身を置く。本当に何を自分はやっているんだろう?自分のやりたいことって何なんだろう?って凄く思いました。そんな状態だったので浪人生活もあっという間に終わりました、正直な話、特に成果もありませんでしたね。


そして慶應に入学しました。


で、考えたんです。

自分が長年続けてきたことってソフトテニスしか無かったんだなって。

受験勉強が終わって大学入学という一応のゴールを迎えた時、進学校にいたということや受験勉強をしてきたこととか最早無価値なんですよね。改めて自分の中を見つめ直した時、本当に何も無いと思いました。


そんなこんなでソフトテニス下手くその私はトチ狂ったように体育会へと入部しました。


さて私はなんでサークルという選択肢があった中、体育会に入部したのでしょうか?

上手くなりたいから?

真面目にやりたいから?

多分どちらも正しいです、でも一番の理由だったかと言われると違うかもしれない。


勿論前述のとおり、私としてはソフトテニスは楽しいです。しかしながらやはり受験に破れた身としては、何か強烈なアイデンティティが欲しかったのかもしれない。それが体育会だったのかもしれないです。加えて

仮にも6年間やってきたソフトテニスを捨てたら

自分にはもう何も無いのではないか?

そんなことも思っていたのかもしれません、正直私にもわかりませんが。


だから冒頭の

ソフトテニスが好きなのか

または

ソフトテニスをしている自分が好きなのか

のどちらなんだろうかという問いが生まれてくるわけです。これが他のスポーツであっても、長年続けてきたものであったら私は好きになっていたと思います。だからそういった意味だとソフトテニスそのものが好きではないのかもしれない。そうも思ってしまいます。


これらを踏まえて、かなり余計なお世話だと思いますが、ここまで読んでくださった皆さんに言いたいことがあります。

何か一つでいいから頑張ったと言える物を見つけるべきである

成果は必要ありません。何かしら自分の核となるものを持っとくべきです。

あ、勿論趣味でもいいと思います!

あのアイドルが好きでめちゃくちゃグッズを集めてた!とか電車が好きでよく写真を撮りに行ってた!とか、夢中になれることでもいいと思います。何か一つのことに熱心に取り組む、それ自体が大切であると私は思いますから。


私はちゃんとしたのが無かったからこそ、今まで真面目に取り組んだとは言えないソフトテニスに固執しているのかもしれません。


まずは好きなこと、楽しいこと見つけましょう!そしてやれるとこまで突き詰めてみましょう。何かあった時に自信になりますし、自分自身の一部にもなると私は思います。


最後に

題名にもあるように、私の四年間の目標は

胸を張ってソフトテニスを大好きだって言えるようになる

ことです。しょうもない目標ですが、こんなことでも今の私には難しいです。可能性をだけを考えるなら、いつの日にかソフトテニスが嫌いになってるかもしれないし、部活すら辞めてしまっているかもしれない。だから今の私の目標はこれなんです。


勿論部活は辛いです、でも大好きです。辛いと嫌いはイコールじゃないんです!!だからなんとしても喰らいついてやりたい。まずは泥臭く頑張るところから、そしていつの日にかちゃんとソフトテニスを好きになりたい、いやなってやります。



大変拙くまとまりのない文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!次の私の日記や他の部員の日記も読んでくださると嬉しいです!これから四年間よろしくお願いします!!

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