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【期間限定記事】ブルーライトアップや啓発週間を迎えるにあたって

明日4/2のブルーライトアップを皮切りに啓発週間がスタートする。

多くの方々の協力であり、携わる方々の尽力によって成り立っている取り組みであるから、クギをさすわけにはいかないし、関係者の逆鱗に触れる発言は慎むべきであるとは思っているが、そこをあえて障害当事者側として声を上げていく人がいないとホントの意味の啓発にならないのではないかと思うから、あえて触れさせてもらう。

ブルーライトアップや啓発週間にしても正式名称があるが、障害当事者側としてあえて障害名や症名を出すことに抵抗があるのでここでは正式名称は使わない。検索してもらえれば、どういう取り組みであるかはある程度知ってもらえると思うから。

政府もこの時期ということでネットへの政府広報として啓発ページを発信しているから目にしている人もいるだろうし、でも現実の問題として多くの人が自分ごととして捉えられるかと問われれば答えは「NO」であろう。

むしろ自分ごととして捉えることが結構、障害ゆえにポジティブに捉えにくいっていうのが正直なところではないだろうか。

ブルーライトアップや啓発週間のイベントや啓発の草の根運動であるあるなのが、話を振るとウチの身内にも障害当事者本人がいて…。。。そこから多くを語らずに黙り込む参加者の方がいて、そこに対して抱くのが、啓発の押し売りなんじゃないかなと。

だからこそ、以前からも説いているように障害自体の啓発でなく、ピアサポートの啓発こそが、求められているということを強く訴えたい。

ピアサポートは専門的な支援の概念ではなく、障害当事者同士が同じ悩みを共有する自助グループや当事者会といった集まりであったりする。

提言として障害自体の啓発は二の次でいいのではないかと訴えたい。ピアサポートを知ってもらえることでピアサポートを通じて障害自体の啓発や理解にもつながるし、当事者にとっての居場所にもなる。ピアサポートは一石二鳥にも三鳥にもなり得る。

ブルーライトアップを皮切りに啓発週間において、いかにピアサポートの促進を進められるかなんだと思う。故に親の会だけでなく成人障害当事者本人の自助グループであり当事者会を都市部だけでなく全国あまねく広めていけるかということが、障害そのものの啓発よりも非常に有用であると強く言いたい。

ホント、啓発としてブルーライトアップや啓発週間に関わっておられる方には水を差すようで本当に申し訳なく思うが、こういう思いが多くの方々に届けば、ブルーライトアップや啓発週間の本当の意義につながるんだと信じている。

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