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ウニベルサーレが「日本一のスポーツメディアチーム」になるために

2024年4月1日、ウニベルサーレは4期目を迎えました。

3年前の起業準備中は「中小企業の多くは3年以内に廃業する」などの記事を読んでビクビクしてましたが、「3年目の壁」も突破できました。1年目4500万、2年目6000万、3年目7500万と売り上げも伸び続けています。

ただ、僕らの目標は「日本一のスポーツメディアチーム」です。できるだけ遠くへ行くために、熱量を持って、スピード感を落とさず、どんどん仕掛けていかなければいけない。

そのために3つの大きな「投資」をしました。

1つ目が「オフィス」。起業当初はシェアオフィスでしたが、外苑前(港区北青山)に事務所を借りました。僕らの仕事はリモートでも完結できます。コスパだけを考えれば、絶対にリモートの方がよい。ただ、会社が成長するには「みんなが集まれる場所」が必要だと感じました。

2023年のお正月ぐらいに「事務所を借りよう!」とひらめき、すぐさま物件を探して、内見の予約をして、申し込みを入れて、2月には入居していました。

どんな家具にするかを選んだり、床にタイルカーペットを貼ったり、椅子を組み立てたりしたのが、スタートアップっぽくて、すごく楽しかったのを覚えています。

都会の景色が見えます

2つ目が「メディア」。2023年1月にポリバレント株式会社からスポーツオンラインアカデミー「WHITE BOARD 」、2023年9月に株式会社イミオからフットサル専門メディア「SAL」を買い取って、完全自社事業化しました。

ユーザーを抱えている、ファンがついている事業を買い取るわけなので、それ相応のコストはかかります。ただ、共同運営(WB)、運営会社が別(SAL)の状態ではなく、自分たちがリスクをとって運営することで、自由度も責任感も高まるし、将来的なリターンは十分に見込めるだろう、と。

2024年1月にはサッカー専門メディア「イチミリ」を立ち上げました。サッカーのこだわりを1mm単位で追求していくというコンセプトです。「WHITE BOARD」「SAL」「イチミリ」という3つの自社メディアを持っていることは、ウニベルサーレの強みになるはずです。

そして3つ目が「人」です。創業時は僕1人だけが社員(代表)のいわゆる1人社長でしたが、3期目までに6人、そして4期目から4人の新入社員が加わって10人になりました。

4人の新入社員は全員が昨年開催したスポーツメディア人材発掘プロジェクト「ウニベルシタ」の卒業生です。選考、面談を経て参加した11人が12回の講義を最後まで誰1人脱落することなく走り切ってくれました。

ウニベルシタ講義風景

その中から、これからのウニベルサーレにとって必要な人材として田中達郎(たなか・たつろう)、小津那(おづ・だん)、難波拓未(なんば・たくみ)、伊藤千梅(いとう・ちうめ)の4人を新たなメンバーとして迎えることになりました。

田中は異業種で仕事をしていた未経験者でしたが「スポーツメディア業界で働きたい」と門を叩いてくれました。29歳と、今回のメンバーでは最年長となりますが、すごいスピードでアジャストしてくれています。
https://twitter.com/tatsu_tnk11

小津はGOAL編集部やY.S.C.C.横浜でライターの仕事をしている25歳。良い意味でサッカー業界にいないタイプというか、ソーシャルメディアでの発信術を含めて、他の人とは違うものをもたらしてくれそうです。
https://twitter.com/itsDanOz

難波は岡山在住でサッカーライター修行をしていた23歳です。2024シーズンからは地元クラブ・ファジアーノ岡山のMDPも担当しています。地方出身者にとって希望の星になってほしいなと思っています。
https://twitter.com/Soccer_Writer

伊藤は、ウニベルサーレにとって2人目の女性社員です。SFIDA世田谷FC、FC十文字 VENTUSでプレーした元なでしこリーガーで、現役引退後にライターへ。女子サッカーへの情熱は人一倍強く、超まっすぐなタイプです。
https://twitter.com/chiume24

ウニベルサーレは僕は40代ですが、30代が3人、20代が7人とかなり若いチームになっています。今後も、若い人にチャンスを与えるとともに、若い人から学んでいく、そういう雰囲気をつくっていきたいです。

ウニベルシタ卒業生のみんな

4人の採用につながった「ウニベルシタ」は2024年9月ごろを目安に第2期を開催予定ですので、スポーツメディア業界に興味があるという人は、チェックしてもらえたらうれしいです。

ちょっと長くなってしまいましたが……。

4期目もウニベルサーレは攻めて、攻めて、攻めまくります。良い仕事をして、どんどん稼いで、新しい人を採って、できることを広げていく。そうすればスポーツメディア全体が大きくなっていくはずです。

僕は「スポーツメディアは稼げない」とか、「若くて優秀な人が入ってこない」とか言われるのが、すごく嫌なんです。それなれば、僕らが変えたい。たくさん稼げるような仕組みにしたいし、若者が憧れるような華やかな場所にしたい。


ウニベルサーレRULES

これは僕が尊敬する元NewsPicks編集長・佐々木紀彦さんが率いるPIVOT株式会社の「PIVOT RAWS」をパクった「ウニベルサーレRULES」です。なんとなく頭の中にあるものを、しっかりと言語化し、共通理解を深めるために作っています。

会社の人数が増えていくと、最初の頃と同じようにはいかなくなるかもしれません。でも、これから30人、50人、そして100人となっても企業カルチャー、ウニベルサーレらしさを大事にしていきたい。

まだまだ僕たちの挑戦は始まったばかりです。

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