種を蒔き続けたら芽が出始めたはなし。
あれは中学校1年生のときの「技術」の夏休みの宿題。かいわれ大根を種から育て栽培し、その発育過程をスケッチする宿題があった。夏休み始まってすぐに、適当な器に、土の代わりとなるスポンジ状のもの、種そして水を入れて、暗いクローゼットの奥に置いてみた。この瞬間までは純朴な13歳ですし、初めての実験にどこかワクワクしていたことを覚えています。
ただね、数日立つとね、存在そのものを忘れてしまうんですよ、多感な13歳だし。
夏休みも終盤となった頃のお母さんの一言、「そういえば、かいわれ大根