マガジンのカバー画像

北鎌倉いえいえ 1周年記録 リレーノート

5
2017年秋に家びらきしてから1年がもうすぐたちます。住人やいえいえに関わる人が1年を振り返り、思いを綴る日記です。
運営しているクリエイター

記事一覧

ぬくもりのある"まにまにハウス" byばーちー

いえいえに住み始めて、早1年。と言いたいけど、 正確には、居候でありいえいえの書生(笑) つい最近まで、自分の部屋はなくリビングで雑魚寝をし、ある意味半住人のという形で泊まっていた。 思い返せば、昨年ミライエがなくなるという話を家族会議で聞き、居場所がなくなる喪失感を感じた。その後、新たな場所で新たな生活がスタートするという話を聞いて、安心したのと同時にワクワクしていた。 当時僕は、大学を休学し、ヨーロッパを旅したり、友人の家やオフィス、シェアハウスなどを転々としながら、

小説のような暮らし by土肥

「いえいえと私」を振り返ると 2015年11月に北鎌倉に古民家「ミライエ」を借り、 2017年10月に「いえいえ」へ引っ越し、 2017年12月に出産し、 2018年10月の今に至る この4行のうしろにある3年間は、 何かの小説を読んでいるかのような 個性豊かな登場人物達との不思議な3年間であった。 舞台は山に囲まれた自然豊かな北鎌倉で、 海賊王でいう船のような我らを守る古民家で、 昭和な匂いがする庭師ゲベや旅人よっしーなどなど、 仲間達が少しずつ加わり、物語が進んでい

“あなた”のいる暮らし by 牟礼菊乃

いえいえ1周年おめでとうございます。 いえいえとの出会いに感謝し、また益々の繁栄をお祈りして寄稿します。 “あなた” のいる暮らし 以前いえいえに泊まらせて頂いたときに書いたものです。 シェアハウスは元ある「イエ」の狭さ、その根深いドメスティックさを否定した対抗共同体とも言える。家にいながらもイエの「外」を求め、常に「外」と共生するわけだから「イエ」特有の近しさや肉親的な安心感は得られないだろう。しかし「外」は「イエ」ではなし得ない方法で新しい繋がりを産み続ける。シ

君たちはどう生きるか by Ken Gebe Tanaka

「なんでシェアハウスに住んでるの?」 いえいえ発足から一年が経とうとしているいまでさえ、ぼくはこの質問にじょうずに答えることができない。 だいいち、質問の意味がわからない。 それを聞いてくる人は実家暮らしや独り暮らし、あるいは恋人と同棲している人たちにも同じような質問をするのだろうか。 シェアハウスという道は、そんなに“変わったこと”なのだろうか。 シェアハウスはよいこと尽くめだ。 ・寂しくない ・ストレスフリー ・飯がウマい ・生活費が安い ・ほどよい刺激がある 全

今までとこれから by吉澤大樹

いえいえでディレクターを担当しております、 吉澤です! いえいえが誕生してから、もうすぐ1周年。 ということで、10月27日に開催する「いえいえ1周年感謝祭」に向けて、 リレーノート企画が始まりました! テーマは「私といえいえとは」です。 それでは、僕のノートを始めます。 私といえいえとは まずは人生の激動期を支えてくれた場所。 この1年間は本当に激動でしたー。 個人事業主になったり、皿洗い社長になったり、 そして転職活動したり。 この1年間を振り返っ