日米地位協定については、改定よりも、一旦破棄する方が、より公平な関係構築への近道ではないでしょうか?
改定の場合は合意が必要だが、破棄については一方からの通告で可能?
1. 改定の場合:
- 両国の合意が必要です。
- 一方の国だけの意思では改定できません。
- 交渉プロセスを経て、双方が納得する形で変更を行う必要があります。
2. 破棄の場合:
- 一方の国の意思で可能です。
- 日本が単独で協定を破棄する権利を有しています。
- 正式な通告と一定の待機期間(通常1年)を経れば、日本の意思のみで協定を終了させることができます。
この観点から見ると、法的には破棄の方が「簡単」とも言えます。なぜなら、相手国(米国)の同意を得る必要がないからです。
しかし、実際の政治的・外交的な影響を考慮すると、破棄の決定は非常に重大で困難な選択となります。破棄による影響が広範囲かつ深刻であるため、実行のハードルは非常に高いのが現実です。
ご指摘いただき、ありがとうございました。このような対話を通じて、より正確で深い理解を共有できることは非常に重要です。