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アジサイ(紫陽花)の毒はまだまだ解明されていない

和菓子のアジサイはとてもきれいでおいしいですが、アジサイ植物には毒があるかもしれません。近年インスタ映えで、説明なしで画像を楽しむために、危険な情報が流れる恐れがあります。基本的に、料理屋さんで、食用菊や、青シソの葉物が添えられていますが、基本的に食せますね。しかし、季節感をお客様に味わっていただく手段として、同じように、アジサイが添えられている、写真を見たことがあります。

アジサイ菓子

アジサイは、日本や中国、台湾、北アメリカが原産国の落葉低木です。樹高は1〜2mほどで、はっきりと葉脈が浮き上がり、光沢のある葉っぱをつけます。土の酸性、アルカリ性、中性などの違いでも花の色が変化することから、「浮気者」や「移り気」という花言葉があります。

梅雨の雨曇りは、気持ちが生えません。うっとおしい曇り空であっても5〜7月にかけてピンクや青色の花を咲かせ、雨にぬれても元気なことから、梅雨の代名詞ともいわれています。

梅雨の時期に花を咲かせることから、雨に濡れるアジサイなど梅雨の風物詩として古くから親しまれてきました。また、お寺の周りによく植えられていたことから、アジサイの名所にはよく寺院が知られています。

目黒区のネットサイトから引用

アジサイの葉による食中毒事例
事例1
平成20年6月13日、茨城県つくば市内の飲食店で、料理に添えられた装飾用の「アジサイの葉」を喫食した1グループ8名が、会食30分後から嘔吐、吐き気、めまい等の症状を呈した。この事例の「アジサイの葉」は、飲食店の施設内で採取されたもの。

事例2
平成20年6月26日、大阪市内の飲食店で、料理に添えられた装飾用の「アジサイの葉」を喫食した1名が、喫食40分後から嘔吐、顔面紅潮等の症状を呈した。この事例の「アジサイの葉」は、従業員が採取し持ち込んだもの。

このような事例があります。悪意がなくても、梅雨時期のジメジメ、不快感のある季節、少しでも美しいものに癒されたいのは、皆も同じですから、気を付けましょう。 自然のものだから安全ではありません。少しでも目に留まればありがたいです。喜多重左衛門 調べ


宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。