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ジャグラーのハマりと連チャンを考察

パチスロにおけるハマりや連チャンのオカルトとして、

「ハマったら連チャンし易い」
「連チャンした後はハマり易い」

などが挙げられます。

特にジャグラーシリーズの機種においては、このようなオカルトを良く耳にします。

パチスロにおいてオカルトを持って遊技するのは、「楽しむ」という意味ではアリかと思います。

ただ、ジャグラーシリーズの様なノーマルタイプの機種は、毎遊技完全確率で小役やボーナスを抽せんしているので、「当たりやすいゾーン」や「ハマり易いゾーン」などは一切ありません。

どこから打ち出しても、平等に抽せんされているのです。

例えば、ボーナス当せん確率が1/120のジャグラーがあるとします。
この台が、

①1000Gハマった状態で空いている
②ボーナス後に即ヤメされた0Gの状態で空いている

とします。

①の状態から打ち出して、次のゲームで当たる確率は1/120です。
②の状態から打ち出して、次のゲームで当たる確率も1/120です。

言える事は、パチスロにおけるハマりと連チャンは、数学的な確率論で検証可能です。

以下に、パチスロにおけるハマりと連チャンについて、数学的な確率論で考察してみます。

パチスロにおけるハマりと連チャン確率検証

確率検証の前に、確率における「排反事象(はいはんじしょう)」を知っておく事は重要です。

「排反事象」とは、「一方が起これば他は起こらないという関係」を持っており、例えば、コイン(表裏)で「表が出る」事に対する排反事象は「裏が出る」という事です。

また、排反事象の「一方」と「他」を合わせると「1(確率100%でどちらかが起こる)」になります。

これを利用すると、「表が出る確率(1/2)」で、「裏が出る確率」は「1(全体確率)-1/2(表が出る確率)=1/2」としても求められます。

さて、ここから本題のパチスロにおけるハマりと連チャン確率について検証していきますが、これらも実は排反事象に当てはまります。

例えば、「ボーナスが100G当たらない(100Gハマり)」と「ボーナスが100G以内に当たる(100G以内連チャン)」は排反事象です。

仮に、ボーナス確率が1/100ならば、はずれ確率は99/100なので、

ボーナスが100G当たらない確率(はずれを100回連続で引く確率) 
=(99/100)^ 100 = 36.603%

ボーナスが100G以内に当たる確率
= 1 – 36.603% = 63.397%

となり、ハマりと連チャン確率は上記の様に簡単に求められます。 

上記計算式を基に、ジャグラー(マイジャグラー4)のハマり確率と連チャン確率を計算したデータを以下にまとめてみます。

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