閉店時間を考慮した立ち回り
皆さんがよく通うホールの閉店時間はどういった感じでしょうか?
地域によって閉店時間は異なるかと思いますが、22:30~23:00に閉店するホールが多いかと思います。
今回は、この閉店時間を考慮した立ち回りについて考察していきたいと思います。
閉店までに回せる回転数を考慮する
閉店時間を考慮した立ち回りにおいて一番気にするべき要素として、
「今から打って何G回せるのか?」
です。
そして、
「回せるG数に応じて期待値がプラスになるか?」
も重要です。
パチスロの規則において、
とあります。
規則の内容は一部省略してますが、まとめると「1Gで4.1秒のウェイト」を持ちましょうということです。 この事を踏まえ、時間毎に回せる回転数を簡単にまとめてみます。
時間毎に回せる回転数
閉店時間を考慮した立ち回り例
以下の3パターンの状況を例にして、閉店時間を考慮した立ち回りについて見ていきます。(5号機のミリオンゴッド凱旋を例)
まず「天井に到達可能か?」を考える
①~③に共通して言えることは、閉店までに回せる猶予時間は30分なので、最大439回転回せます。「今から打って天井に到達可能か?」という判断を基にすると、
ので、②と③のみが打てる条件を満たします。
次に「期待値がプラスになるか?」を考える
次に考えるのは、無事に天井到達したものの、「期待値がプラスになるか?」です。通常プレイで投資した分のメダルが、残りのATプレイでそれ以上に回収できるかどうかが重要となります。
千円当たりのベースを25G/1Kと考えた時、天井到達までに必要な資金は、②の台においては、
1500-1200=300G(通常プレイ数)となり、600枚(12000円)必要となります。
天井到達後の得られる出玉において、80%ループの当せんも考慮して、平均3セット(AT300G)の恩恵があると想定しますが、
439-300=139G(ATで回せるプレイ数)となり、純増3.0/Gなので、417枚(8340円)の見返りとなります。
投資と回収から収支(期待値)を計算すると、
417枚(回収) – 600枚(投資) = -183(-3660円)となり、期待値はマイナスになるので、打つ価値はなしとなります。
同様な考え方で③の台の期待値を計算すると、
期待値はプラスになるので、打つ価値ありとなります。
パターン①~③の台の期待値
パターン①~③の台の期待値をまとめると以下の様になります。
閉店時間を考慮した立ち回りまとめ
閉店時間を考慮した立ち回りまとめると、
と言えます。
補足として、会員カードを持っていれば時間の延長(10分延長など)が可能なホールもあるかと思いますので、閉店前の立ち回りの際には有効活用するとよいかもしれません。