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大河の一滴になろう

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〈タイトルの意味は?〉一滴一滴が大河になるように、私たち一人ひとりが社会や世界全体をつくっている。たとえ小さな一滴のように思えても、必ず周りに影響している。多種多様な一滴が大切に… もっと読む
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記事一覧

【大河の一滴になろう】混ざり合う感情

たまごちゃん  先日友人と弾丸で山梨に行った。数日前から遊ぶ約束をしていたが、どこに行くかは決まっていなくて、前日の夜に決めた。8時に東京を出て、行きは電車で行き、帰りはバスで20時に帰ってきた。  朝から雨が降っていて、山梨に着くと雪が積もっていた。お湯につかりながら富士山を見れる温泉に行ったが、曇っていて富士山を見ることはできなかった。しかし、とてもいい湯だった。温泉を出てから少ししてやっと晴れてきた。遠くの山を見て2人で「あれが富士山じゃない?」「いや、あっちでしょ

【カラフル旅】空を見上げよう

とらちゃん  最近、近くの滝に打たれている。決められた行程の中で滝行をするので、今までの旅のような、気ままな自由はない。だが、自由を感じている。電車を待つ時間、大自然に向かう道中、精進料理、瞑想、滝に打たれる瞬間、同行者との会話、夜空にきらめく星に包まれながら寝ることの全てがいい。それらによって、自分が解き放たれていくように感じる。  最初は、溺れそうになり怖さもあったが、滝に打たれることに慣れてくると、怖さが薄れてくる。強張っていた心も体も落ち着き、呼吸も安定し、ありの

迷い

たまごちゃん  先日学生の時の恩師 A さんの家に泊まりに行った。これまでも何度か泊りに行ったことがあり、旦那さんとも仲良くなり、いつもよくしていただいている。最近風邪が流行していて、泊まりに行っていいのかなと悩んだが、自分の行きたいという気持ちに従い行かせてもらうことにした。 今回はAさんのお父さんとも初めてお会いして、4人で一緒に夕食を食べた。家族の会話を聞いていると皆さんの性格が見えてとても面白かった。Aさんを中心に温かい空間が広がっていた。  Aさんはいつも私の話

サンガデザイン相談室Flat ~安心して私のままで居られる場所~

孤独を包むバンバン ふらっと立ち寄り、自由に語り、出会いのなかで問いと気づきが生まれる、そんな対話の場になることを願い、「サンガデザイン相談室flat(フラット)」はスタートしました。 「サンガデザイン」とは、出会いの中で私が感じたことを大事に仲間と語り合い、私の生き方をデザインする場です。お昼休みの1時間、Zoom上で気軽に語り合います。参加される方は普段、実際に若者たちと出会いながら青少年の多様な悩みに向き合っています。正解がないからこそ1人ひとりの悩みに寄り添い、出

フィリピンの「バターンデイ(勇者の日)」

青年ネットワークグループ NY 第二次世界大戦中に日本軍の攻撃によってフィリピンのバターン州が陥落した。 さまざまな残虐な記録が残り、私たちの反省懺悔は今も大切におさがりとして大事にしている。 その陥落した81年前に旧日本軍と比米軍の間で行われた熾烈なバターン戦と降伏した多数の比米軍人らが犠牲になったと言われる「死の行進」を追悼するための「バターンデイ(勇者の日)」が行われました。式典にはマルコス大統領や越川和彦駐比日本国大使、駐比米国大使館のヘザー・バリアバ大使代理やガ

心と心をつなぐ 特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク

特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク 事務局長 鈴木和隆 ■大震災から12年 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故(3.11)から丸12年が経ちました。3.11で、生活と地域が一変しました。 福島県郡山市にある特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク(UNN)は、人づくり、地域づくりを行うNPOです。 ■被災地・ふくしまの今 福島県の浜通り地域を中心に、国から12市町村に避難指示などがあり、ほとんどの地域では、全住民が福島県内外へ避難しました。

食パンがおいしいベーカリーのお話

「二度寝の長州」職員一同 弊社は山口県山口市小郡で不動産業をさせていただいており1年半前にベーカリー事業部を立ち上げ、新山口駅近くで「二度寝の長州」というパン屋を始めました。2つの事業を通してSDGsの取り組みに力を入れているところです。 数年前よりSDGsという言葉をよく耳にし、私たちは「持続可能でよりよい世界を目指す」というとても大きな目標に対して何ができるかと考えたとき、環境問題について、もちろん意識を高く持つように心がけておりますが、一番は地域の活性化ではないかと考

「先輩たちからのバトン」

せっちゃん SDGsを私なりの一言でいうと「地球のために、未来の子どもたちのために、平和な世界にするために、今私たちができること」だと考えています。 昨年、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった頃、友人と戦争について話すことがありました。 友人が話してくれたのは、こんなことでした。 “ウクライナで起こっていることは知っていても、自分ごとに考えられない。遠い世界の話で自分の身に起きるとは思えない。想像もできない。でも大変なことが起きているのは理解している。” 私はこれを聞

「すこやかノート」の寄贈で世界の子どもにワクチンを。

株式会社 研文社 マーケティング課 川口 学 新型コロナウイルス感染症が報告された2020年初頭。感染が広がるにつれ、学校が一斉休校になったり、店舗の営業時間が制限されたりと、生活やビジネスに深刻な影響が現れました。こうしたなか、私たち研文社は、印刷会社として何か世の中の助けになることは出来ないかと考え、「すこやかノート」の制作と、その寄贈を通して社会貢献をめざす『すこやかプロジェクト』を始めました。 「すこやかノート」は、withコロナ時代の健康管理の助けとなるよう、毎

地域スポーツクラブを通して持続可能な社会の実現へ

一般社団法人 しながわシティスポーツクラブ 球団社長 沢田洋和 SDGsの17項目のうち3つの目標達成のために、国連は「スポーツは持続可能な開発における重要な鍵となるものである」としています。SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」では、運動とスポーツを行うことは、身体と心の安定をもたらし、それが健康問題の解決につながるとされ、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」では、スポーツに言葉や文化の違い、人種、男女や経済格差は関係ないということから、スポーツを通して意識改革を進

SDGsから見る、世界のつながり

                    青年ネットワークグループ NY  「持続可能な開発目標(SDGs)」という言葉を聞いたことがありますか? 今を生きるみんなのテーマである「持続可能な社会」 SDGsを初めて聞く人への説明では、 持続可能な開発目標(SDGs)とは、貧困、不平等・格差、気候変動による影響など、世界のさまざまな問題を根本的に解決し、すべての人たちにとってより良い世界をつくるために設定された、世界共通の17の目標です。2015年9月に、「国連持続可能な