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HOJU成長物語~今月私が感じたこと~

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ここは、東京にある芳澍(ほうじゅ)女学院情報国際専門学校。 親元を離れて生活している芳澍生が、感じていることをお届けします。 ここには何人もの学生が登場します。 卒業までに、どの…
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2022年12月の記事一覧

相手を思いやる大切さ

2年生 Fさん 前期は忙しい日々が続き、自分を見つめる時間もなく、淡々と時が過ぎて行きました。体に心が追い付かない日が多々ありますが、同期や後輩に八つ当たりするのは凄く嫌なので、たまに自分なりの気分転換を探して安定を保っているつもりでした。つもりだったので、気づいたら電話越しの母親に激しく八つ当たりしていました。もちろん母親には「その態度やめなさい」と怒られました。怒られて初めて「あっ今の自分やばい」と気づきました。私は自分の知らないところで人を傷つけたり、嫌な気持ちにさせ

自分の気持ちとみんなの願いに心を寄せて

~はじめに~ 今回は、2年生Eさんの物語です。 5月、生誕地練成として開祖さまのふるさとである新潟県の菅沼に一泊二日で行かせていただきました。 その中で、開祖さまの追体験として太鼓行進を行いました。 太鼓行進に参加できなかったEさんには、どのような気づきがあったのでしょうか…。 2年生 Eさん 初めて佼成6月号の題名を読んだ時、私にぴったりの内容かもしれないと心惹かれました。しかし、法話を読み進めてみると、私の好きな自然のことについて書いてあるのに、その時の私には上手く落

佼成6月号を拝読して

2年生 Ⅾさん 「自然は何一つ文句を言わず、ただ黙々とあるべき姿を見せ、多くの命を生かしてこの世をあらしめています。」という文章が自分の心の中に留まったように思えました。 自分の事として置き換えてみたときに、自分はすべての物事に対して、文句を言っているなと思いました。必ず、面倒くさいなとかやらなきゃいけないのかという言葉が出てきてしまいます。 けど、今は物事に対して文句を言う回数が減ってきていると思っています。2年生になってからすべての事に責任を持たないといけなくなり、

佼成5月号を拝読して

2年生 Ⅽさん 「人にやさしく、自分にもやさしく」というのは人によっては難しい人もいるように感じます。 何故なら、1年前までの私だったらきっとこの言葉を素直に受け入れられなかったと思うからです。 私は芳澍へ入るまで、自死を考えるほど自分に自信がなく、全ての物事を否定的に捉え、ネガティブになっている自分が嫌いでした。 そのせいか前向きに考えられる周りが羨ましくて、嫉妬心から妬みに変化していました。 また昔から誰かに褒めてもらうことや、認めてもらえたことがあまりなく自己