マガジンのカバー画像

とっとコラム

19
目的のもと、田んぼの田の字も知らないド素人の若者と大人が手探りで創めた物語です。無謀にも60年以上ほったらかされていた葦だらけの耕作放棄地を一から切り開き、水路を掘り、木の根を掘… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

とっとコラム(2023年11月)

11月9日(木)、10日(金)脱穀作業 <ペンネーム:米米くらぶ> 脱穀作業では乾燥させた稲穂を脱穀機で籾を取り出し、穀物選別機で籾殻やくずなどを選別し、もみすりで玄米に変え、精米するまでの行程をさせて頂きました。 脱穀作業をさせて頂いて、機械で自動的に終わらすのではなく、一つ一つの稲穂を脱穀機や穀物選別機、精米機にかける手作業かつ青梅の物で完結するのが嬉しいなと感じました。塩水選からとっとこに携わらせて頂いて一粒の種から米粒として実った物を見た時、今までの青梅グループで

とっとコラム(2023年10月)

10月5日(木)穂掛け祭 <ペンネーム:とっとこの母> 今日は穂掛け祭を行いました。みんなで楽しく稲刈りをさせて頂きました。 2年次の布教実習から戻ってきたらあんなに小さかった稲がこんなにも大きくなって田んぼ一面が黄色に染まっていて本当に感動しました。 実習に行っている間に青梅の皆さんが稲を守ってくださったり、水を足してくださったりいろいろな方の支えのおかげ様でここまで大きくなったと感じます。久々に青梅に帰ってきて皆さんと一緒に自然に触れると童心に帰ったようで生き生きと楽

とっとコラム(2023年9月)

9月13日(水)<ペンネーム:けいさん>  だいぶ稲穂が膨らんできました。  電気柵での動物対策は効果てきめんで被害は0です。嬉しいです。  とはいえボーっとはしていられなくて、この日はカビ対策です。なるべく自然由来のものを使いたいので、木酢液を薄めて散布しました。  そのかいもあってか、お彼岸の頃には黄金色になっていました。昨年はシカの被害に遭って見られなかった光景なので喜びも倍増です。

2023年8月

8月1日(火)~7日(月)<ペンネーム:ゾノ> ◆ 田への給水 ◆ 今年の夏は例年を超える暑さですね。青梅は全く雨が降らず田んぼの水もなくなってしまいました。 この稲のピンチに私たちも立ち上がりました。田んぼに水を運び、4日間で約10トンの水を入れました。 すると、驚くことに稲穂が出てきました〜 がんばって良かった〜 どんなに大変な作業でも、稲がたくましく成長するのを見ると元気になります!この調子で収穫まで稲作を頑張りたいと思います!

2023年6月

6月13日<ペンネーム:ダンボ> ◆ 代掻き作業 ◆ 今日は田んぼを平らにならす作業と畦作りをしました。 泥の面が見えずどこが高くどこが低いかを歩きながら確かめる難しい作業でした。代掻きに最後の工程だと思うと、いよいよ田植え祭なんだと実感が湧いてきました。 途中雨が降り中断もありましたが、雨をやませるおまじないでなんとか作業ができました。 人差し指と中指を空に向けて時計回りで回しながら「Stop the rain!!」 ◆ 泥遊び ◆ 6月16日<ペンネーム:とっとこの

2023年5月

5月9日<ペンネーム:そらまめお> ◆ 種おろし ◆ 芽が出始めた苗を田植えに植えれる段階まで成長を観察する。 その中で船にある苗が水に浸かりきってしまうと苗をダメにしてしまう懸念点があるため毎日天候に留意をして、雨が降る際はブルーシートをかぶせるなど状況に応じて対応し成長を願って観察を行いました。 天候に合わせて苗の成長を見守るにあたり、学林生同士で協力して観察することにしました。毎日日直や外出する際に苗の様子を確認して情報を共有し、天気が崩れそうな時は前もってブルーシー

2023年4月

4月19日(水)<ペンネーム:ぴょこ太郎> ◆ 塩水選 ◆ 今日は、中身の詰まった良い種もみを選ぶために塩水につける塩水選(えんすいせん)を行いました。今年育てるお米の種の名前は…「ひとめぼれ♥」。みんなで、愛らしいお米にひとめぼれしたかのように、一粒ずつ大切に種を並べました。“わが子たち”は、どんな子に育つかなあ。 4月22日(土)<ペンネーム:とまと> ◆ 苗代づくり(育苗土準備) ◆ 今日は、「苗代づくり」をしました! 苗代づくりは、苗を作るための場所を作ることで

2023年3月

3月14日(火)<ペンネーム:とっとこの母> さあ今年も田んぼとっとこの作業が始まりました。 また今年もとっとこをさせて頂きながら様々なことを感じられると思うとワクワクしました。そして、今年は去年よりも拡張して広げました!たくさんお米ができるように頑張ります。 畔づくり・拡張作業 拡張作業をしました。そして畔をつくりました。土を持ってきて固める作業を繰り返しました。餅をついているような感覚で楽しかったです。 土を崩すのはとても重労働でした。私たちの心をえぐられるととても痛

2022年12月

12月9日(金)・19日(月)<海外修養科生 ムクムク> ◆脱穀◆ 今日は脱穀をやって新しい経験ができました。みんなと一緒に初めて精米されたお米を見てとてもうれしいかったです。お米を食べる時この経験を思い出して食べると思います。 12月19日(月)<学林本科生 コジコジ> ◆籾の選別◆ 脱穀機を踏んで稲からとった米に混ざっている草を風で飛ばす作業が籾の選別作業です。 唐箕(とうみ)という道具を使い、風の力でわらくずなどを飛ばします。風を吹かせる為に一生懸命手でとってを

2022年11月

11月15日(金)<海外修養科生 サダパリブタ> ◆稲刈り◆ 11月15日に稲刈りをさせて頂きました。途中でシカにやられ、病気で多くの稲が順調に成長することができませんでした。それを考えた時、とても受け止めがたいことだったのですが、育った稲をシカが食べてくださったことで、稲自身が自分の命を捧げるまでシカのお役に立ったという風に考えると、やられたこともありがたいことだと受け止められるようになりました。最後まで残ってくださった稲に、優しい稲だ、よく頑張ってきた稲だと感謝をしなが

2022年10月

10月2日(日)<学林本科生 仏の見えざる手> こんにちは。 10月に入り、すっかり秋の陽気となりました。青梅練成道場では、金木犀の香りが漂い、おだやかな日々を過ごしております。 田んぼの稲は、黄金色に実る姿…というわけにはいきませんが、何事も理想と現実というものは異なりますね。人生も、理想ばかりにとらわれるのではなくて、うまくいかないことを認め、そこから出発することが大切だと思っております。ありがとうございました。 10月8日(土)<スタッフ しいたけ> 生き物がいっ

2022年9月

9月7日(水)<学林本科生 amiga> 土には大きな足跡が…!! その犯人は、なんとイノシシ! ミミズを探して、山から降りきたようです。きっとイノシシもお腹が空いているんですね。 また、稲穂も出てきて嬉しい反面、同じくお腹を空かせたシカにかじられました。 思い通りにならない自然と生きるのは難しいけれど、楽しい。悲しいけれど、儚くて尊くて嬉しいがいっぱいです。 9月10日(土)<スタッフ しいたけ> 田んぼ周辺にはとっても美しい花もさいています。 作業の合間にホッとする

2022年8月

8月3日(水)<スタッフ げっち> 今日も草刈りができて、ありがたいなあ~♪ 8月10日(水)<スタッフ しいたけ> 忌避剤がなんとか効いているみたいです。このまま無事で育ちますように・・・ 8月20日(土)<スタッフ けいさん> お盆を控えたころ、何者かに稲を伐られました。ここまですくすくと背を伸ばし分けつも進んできましたが、水面の辺りから切り倒されています。昨年被害に合ったイノシシの荒らされ方とは明らかに違います。敵の正体が分からず様子を見るしかない中で、少しず

2022年7月

7月2日(土)<スタッフ しいたけ> 田植えから3週間経ちました。苗もすくすくと生長しております。 田んぼの外側に水たまりを発見しました。田んぼの水が漏れているようです。 周辺をよーく観察すると畦畔に穴が開いていたので、穴を埋めました。 7月23日(土)<スタッフ しいたけ> 田んぼの外はもちろんですが、田んぼの中の雑草たちもスゴイ勢いで生長してきています。いつも人間から嫌われて、切り裂かれたり引き抜かれたりするのに、雑草たちはそんなことをものともせず次から次へと伸び