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Kindle出版はペーパーバック版を必ず作ろう!

Kindle本の有料購入が昨月比倍以上に増加しています。その要因の一つが、ペーパーバック版です。

1.紙の書籍が欲しい層は一定数いる

実は、僕もつい最近までペーパーバック版を考えていませんでした。とりあえず紙の書籍を発行できることは知っていましたが「一般人が出す電子書籍に、紙の書籍で読みたいというニーズはない」と思っていました。

その考えを180度転換させたきっかけは、とあるフォロワー様のリプです。

今でこそ言えますが、リプをもらった当初、紙の書籍で出すノウハウは全く持っていませんでした。できるかどうかすら不安でした。

それでも、僕は「1週間でやります!」と宣言。
実は、ペーパーバック版はWordのテンプレート(KDPでダウンロード)から作ろうとすると物凄く時間がかかります。普段使っているWord等のファイルと全く違うからです。

思案の末、スライドで作っていた元の書籍データのサイズを紙のサイズに変更して対応しました。表紙は電子書籍のをそのまま流用し、裏表紙は挿し画像として使っていたものをそのまま貼り付けました。

結局、たったの3日で完成!

グレーの帯は校正刷りのみです

十分キレイです!プレビューで見た画像通りの本が刷れていました。

4冊分ペーパーバック版を出しましたが、現在の売上は10冊以上!フォロワー様がリアルの場で拡散して頂いたこともありますが、ビックリです!

※2022年10月現在でもペーパーバック版は安定して売れています

値段は電子書籍版の3倍以上+送料(プライム会員は無料)。紙の書籍として刷るコストが発生するだけでなく、印税割合も下がります。

決してボッタクリで値段を設定したわけではなく、1冊当たりの収益は電子書籍の半分以下です。それでも、もしリプがなかったら一生ペーパーバック版を出さなかったかもしれません。

出さなければ「紙なら買う」という層をみすみす逃していたでしょう。
リプ頂いたフォロワー様に感謝です!

2.Kindle版がやたらとお得に見える

Amazonで検索して出てくる書籍の大半は、書籍版とKindle版の2プライスが設定されています。一般的な書籍だと、Kindle版は大して安くなりません。

一方で、個人が出版しているKindle版はコストがほとんどかかっていないので、とんでもなく低価格にできます。

横のペーパーバック版は878円です。これなら、「Kindle版安い!」ってなりませんか?

単純な価格差だけでなく心理的効果も見込めます。価格を比べるうちに「買うor買わない」→「Kindle版orペーパーバック版」という選択肢に変わっちゃうんです。

ペーパーバック版を追加出版しても、商品ページはほとんど変わりません。
横にペーパーバック版をクリックできるようになるだけで、ほぼこれまで通りの見た目で2種類出版できます。

書籍は全部Amazonが勝手に刷ってくれるので、在庫も何の設備も不要。
ノーリスクです。やらない理由、ないですよね?

ペーパーバック版については、AmazonのKDPページにて詳細情報が載っているので、ぜひ一度やってみましょう!

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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