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あなたへの手紙 2022年8月2通め(不安とどう向き合うか)

あなたは今何を持っていて、何を持っていないのでしょうか。

そしてこれから先、何を手にして生きていきたいのでしょうか。

私は体調を崩したとき、命を失いかけました。

自分と自分の命を粗末に扱ってきたことに気づいて
それまで両腕にこぼれおちんばかりに抱えていた粗大ゴミと、
たくさんのしがらみを手放しました。

メディアでは、毎日不安というテーマを扱っています。

残りわずかで取り合いになっている、
もう足りなくなっています、
すでに失くなってしまいました

そんな煽る言葉に反応した人に、新しい商品が売られ、
手に入れる方法や守りぬく方法を伝えている。

ぱっと見、それが正しいプロセスに思える仕組みになっています。

上手い謳い文句と、浅はかな正しさに酔わされたあなたも、
それを探しに出かけている。

どうしても手に入れておかないと、と思い込んで。

ようやく見えたその看板にあなたは夢中になって、
手に入れたものを奥にしまい込んで、
安心しているかもしれません。

自分本当に足りるもの、必要な数を、
あなたが知っているはずなのに。

しばらくたつと、
手をつけることなく捨てたり、放置されたり。

また新しい情報を見聞きしては、同じことを繰り返して。

いつになったら、あなたの中の真実は目覚めるのでしょう。

不安や不満を大義名分にした宣伝活動が
すべて間違っているとは言わないけれど、

世間で伝えられている正しいことの中には、
自分にとってはそうではないことも存在するってことに、
本当は、あなたは気づいているのではないでしょうか。

受け取った情報が、あなたの生き方に必要なのかどうかを、
一度考え直してほしいんです。

いま、あなたに必要なのは、目の前の商品ではなくて、
その先のあなた自身がどうなのかを判断する力。

あなたの酔いを覚ますのは、誰かがくれる薬ではない。

最も効く薬は、
あなたの意思なんだってこと、もうわかっていますよね。

疲れる行動を繰り返すことはやめて、
そろそろ、次のステージに行きませんか。

あなたは今何を持っていて、
何を持っていないのでしょうか。

そしてこれから先、
何を手にして生きていきたいのでしょうか。

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