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【連載】補助金について2

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簡単なあらすじ

補助金とは国や地方公共団体などが交付する、原則返済不要のお金。

助成金とは管轄省庁も違うので注意。

ものづくり補助金の審査項目をみていきましょう。

※審査項目とは

補助金はその目的に合った事業が行われているか、審査があり、点数の高いものが採択となります。

審査項目の確認は重要です。

(1)補助対象事業としての適格性
4.事業実施期間及び補助対象要件の<補助対象事業における主な留意事項>及び<補助対象外となる申請及び事業計画>に掲げる補助対象外となる事業(11~12ページ参照)に該当しないか。

補助対象外であってはそもそも応募対象ではありません。

具体的には、事業を外注に丸投げしている事業、公序良俗に反する事業、みなし大企業になった。など様々です。

こちらに関してはまた別でお話しできればと思います。

(2)技術面
① 新製品・新技術・新サービス(既存技術の転用や隠れた価値の発掘(設計・デザイン、アイデアの活用等を含む))の革新的な開発となっているか。
○ 【革新的サービス】においては、中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインで示された方法で行うサービスの創出であるか。また3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する取組みであるか。
○ 【ものづくり技術】においては、特定ものづくり技術分野の高度化に資する取組みであるか。また3~5年計画で「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する取組みであるか。

①ですが、こちらキーワードです。「革新的」という言葉が出てきています。新商品・新技術・新サービスで革新的な事業であるかどうかが最初の1点です。

ものづくり補助金には2つの類型がありまして、【革新的サービス】【ものづくり技術】があります。

具体的な数値目標「付加価値額」の年率3%向上「経常利益」の年率1%向上と、革新的サービスには「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」、ものづくり技術には「特定ものづくり技術分野の高度化」という国の指針があり、その指針に沿った計画であるかどうかが前提条件となっております。

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