【ユーザーインタビュー】クラフトビールペーパーのユーザーにインタビューしました!
今回は、8月23日クラフトビールペーパーのワークショップで場所を提供してくれたCircular Yokohama様の事業推進担当者、室井梨那様に、クラフトビールペーパーの使用感や採用した理由などのお話を伺いました。
− クラフトビールペーパーをどこで知りましたか?
kitafukuに取材を申し込んだことがはじまりでした。別のスタッフがkitafukuのことを知って、Circular Yokohamaの枠組でクラフトビールペーパーについて取材を試みようとしました。
*取材記事はこちら👇
− クラフトビールペーパーのどこに惹かれましたか?
ゼロ・ウェイストと、地域のリソースを循環しているところです。我々が住んでいる横浜で出たゴミを横浜で紙にして横浜に住んでいる人が使うというローカルのサーキュレーションができるので、それが私たちにとっては、魅力的です。
− クラフトビールペーパーの最初の印象はどういったものでしたか?
悪い意味ではないですが、普通の紙と一緒だと思います。ビールの粕が入っているけれど、例えば、匂いが違うとか、サラサラしているとか、いわゆるクラフト紙というものが全然、色とインクも載せられるし、(普通の紙と比べて)遜色がないです。
また、白い普通の紙とはちょっと違う味があると言ってしまいそうですが、レトロな感じの色が出るので、それこそが特徴ではないかと思います。
− 名刺以外でクラフトビールペーパーを使っているシーンはありますか?
イベントを行うときに、kitafukuの紙を使うようにしました。また、循環ガチャ*をやる時がありますが、そのガチャガチャのカプセルに入っている説明の紙に、クラフトビールペーパーを使いました。
− クラフトビールペーパーは普通の紙と同じと思われていますが、良かった点は何かありますか?
例えば、ワークショップする時に、「使っている紙がビールペーパーですよ」というと、皆さんが驚いて、「そうなんだ!」「ビールでできた紙なんですね!」というふうに、話が広げられます。
サーキュラーエコノミーの仕事をしているから、名刺交換するときも、「そういう事もちゃんとこだわっているんですね」と言われて、印象がより良くなれたと思います。
− 驚く以外に、相手は、他の反応がありましたか?
他の材料でも紙にできるか、気になっている方はよくいます。
− クラフトビールペーパーの将来について、期待していることはありますか?
このような技術が色々なところで使われたらいいなと思います。例えば、北海道とか沖縄だったら、北海道のビールで作るとか、沖縄のビールで作るとか。材料もカスタマイズすることができると思います。今のクラフトビールペーパーは横浜のビールで作ったもの、 他のところで作ったペーパーを、ほかの国の人が違ってもいいですけど、やっぱり自分たちの文化や地域との関わりを感じることができる製品を使って、楽しいし、これを使う気になります。同じビールでも横浜以外のビールで作って、その土地のものとかを使ったらもっと人気が出るかもしれないですね。
− 本日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
聞き手:盧 玥彤(インターン生)
撮影:松坂 良美
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