🌸大引け、日経平均 31430円-611 出来高12億株。霞が関キャピタル(3498)10440円+190 出来高86万株。

日経平均が611円安と3日ぶり大幅反落、手控えムードで総じて軟調=19日後場

15:20 配信

現在値武田薬4,363-50エーザイ8,154-235SMC71,340-1,240.00オリンパス1,943.5-21HOYA14,695-640.00

 19日後場の日経平均株価は、前日比611円63銭安の3万1430円62銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終えた。終値ベースで3万1500円を下回るのは、6日(3万994円)以来、2週間ぶり。朝方から売りが先行。やや下げ渋る場面もみられたが、香港ハンセン指数や韓国KOSPI指数、中国・上海総合指数などのアジア株が下落したことを受け、下値模索の展開が続いた。後場の取引開始後の午後零時31分には、同643円08銭安の3万1399円17銭と、きょうの安値を付けた。その後、やや持ち直す場面もみられたが、手控えムードのなか総じて軟調に推移した。東証プライムの出来高は12億3463万株、売買代金は3兆1665億円。騰落銘柄数は値上がりが401銘柄、値下がりが1394銘柄、変わらず41銘柄だった。

 市場では「金利上昇による経済への影響が懸念されるなか、中東情勢という不透明要因も加わり、長期運用向けポジションを取りにくい状況が続く可能性もある」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、31業種が下落し、パルプ紙と陸運の2業種が上昇した。オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、武田薬 <4502> 、エーザイ <4523> などの医薬品株が下落。SMC <6273> 、ダイキン <6367> などの機械株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株も安い。日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> などの鉄鋼株や、三井物産 <8031> 、三菱商事 <8058> などの卸売株も軟調。ソニーG <6758> 、キーエンス <6861> などの電気機器株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株も弱い。一方、王子HD <3861> 、大王製紙 <3880> などのパルプ紙株が上昇した。

 個別では、コプロHD <7059> 、JMDC <4483> 、アンビス <7071> 、第一三共 <4568> 、東応化 <4186> などが下落。半面、カナデン <8081> 、IDOM <7599> 、ヴィアHD <7918> 、北の達人 <2930> 、松屋 <8237> などが上昇した。

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