🌸日経平均 32042+1 出来高13億株。

日経平均は1円高と小幅続伸、再度プラス圏入り―半導体関連株買いが支え=18日後場

15:27 配信

現在値INPEX2,219+96塩野義薬7,065+211ソシオネク15,910+1,800.00東エレク21,175+295京成5,500+396

 18日後場の日経平均株価は前日比1円96銭高の3万2042円25銭と小幅続伸。朝方は、17日の米ハイテク株安が重しとなり、売りが先行した。日経平均はいったん上げに転じたが、再度軟化し、前場前半には3万1866円95銭(前日比173円34銭安)まで値を下げた。一巡後は、前場終盤にかけて下げ渋ったが、戻りは限定的だった。後場は、弱調子で始まった後、再度プラス圏入りし、終盤には3万2101円47銭(同61円18銭高)まで値を上げた。18日に半導体開発で英アーム、台湾積体電路製造(TSMC)と協業すると発表したソシオネクス <6526> が上伸し、他の半導体関連株にも買いが波及し、指数を支えた。ただ、大引けにかけては上値が重くなった。

 日経平均プラス寄与度では、東エレク <8035> の29円強を筆頭に塩野義薬 <4507> が7円強、京成 <9009> が6円強と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、鉱業、陸運、銀行、石油石炭製品など19業種が値上がりし、医薬品、ガラス土石、非鉄金属など14業種が値下がりした。東証プライム銘柄の64.4%が上昇した。

 東証プライムの出来高は12億6170万株、売買代金は3兆3556億円。騰落銘柄数は値上がり1184銘柄、値下がり582銘柄、変わらず70銘柄。

 業種別では、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が上昇。JR東海 <9022> 、JR西日本 <9021> 、西武HD <9024> などの陸運株も高く、りそなHD <8308> 、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> などの銀行株も買われた。ENEOS <5020> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株や、かんぽ生命 <7181> 、T&DHD <8795> 、第一生命HD <8750> などの保険株も堅調。日本製鉄 <5401> 、合同鉄 <5410> 、大和工 <5444> などの鉄鋼株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株も引き締まった。

 半面、第一三共 <4568> 、武田薬 <4502> 、協和キリン <4151> 、中外薬 <4519> などの医薬品株が軟調。ガイシ <5333> 、東海カーボン <5301> 、太平洋セメ <5233> などのガラス土石株や、住友電工 <5802> 、フジクラ <5803> などの非鉄金属株も安い。王子HD <3861> 、大王紙 <3880> 、三菱紙 <3864> などのパルプ・紙株もさえず、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> などの海運株も値を下げた。

 個別では、ネットプロテ <7383> 、ハピネット <7552> 、FIG <4392> などの上げが目立った。半面、アドクリ <8798> 、ベイカレント <6532> 、GMOPG <3769> などが値下がり率上位。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?