見出し画像

さよなら教務手帳04


もしも、こうなったら

シリーズ最終回は、「システム的には実現可能」ですが、「きちんと検討が必要」な使い方を紹介します。まずは、こちらの動画をご覧ください。以前、YouTubeで紹介したものです。

Excelで校務支援システム

実は、このシステム、Googleスプレッドシートでも稼働します。つまり、成績処理や出席簿もタブレットでできるようになります。スプレッドシートは、Googleドライブ内でデータの連動もしてくれるので、名簿などのチェックリストを作っておくことも可能です。

これでさよなら教務手帳

①Googleカレンダーでスケジュール管理
②Keepメモでやることをリスト化
③Googleドライブで資料の保管
④Googleclassroomで授業の準備
⑤スプレッドシートで成績処理と出席簿管理
⑥名簿などのチェックリストを使用可能
⑦ドキュメントで文書作成
⑧スライドで資料作成

といったことがタブレットだけでもできるようになります。さらに、アカウントを同期すればパソコンからも作業可能になり、紙から転記する作業も不要になるのです。

ただし、注意が必要

このシステムを活用する上で最大の注意点は、【個人情報の取り扱い】です。当たり前のことですが、成績や出欠は勿論、個人名や写真は全て個人情報です。
これらの情報をクラウド上で管理するかという点については、管理職や教育委員会の指示を守らなければなりません。
しかし、GIGAスクールの急速な推進に対して、そこら辺のルール設定が追い付いていないところもあるように感じています。だからこそ、使用する側の個々の情報モラルやメディアリテラシーが必要だと思います。

システム導入の際は、管理職の判断のもと、適切に行って下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?