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暑い暑い

急に暑くなりましたね。
私のところも一気に夏模様、誰の憧れにさまようかは分かりません。

毎年夏になると思い出すのが(まだ夏じゃない)小学生の時です。
私が生まれところは田舎でし、海や山がすぐ近くにありました。まさにPSの『僕の夏休み』のような場所でした。

夏休みとなれば少し離れた祖父の家に泊まりにいき、昼には従兄弟や友達と裏山探検や廃墟探検をしてスリルを味わい、夜には花火をしながら縁側でスイカを食べ、朝になるとカブトムシを探しにまた山の中に行くようなボク君のような1日を過ごしました。

山が飽きれば海に行き、髪がギシギシするくらい泳いだもんです。

私も今は20代の折返しを過ぎて、そんな日々が遠い出来事だったなと感じます。

ただ、夜寝るときに網戸にして、暑い暑いと思いながらタオルケットだけを掛けて横になると妙にその、小学生のときの夏休みを強く思い出します。

外からの虫の声、風の匂い、汗ばむ寝間着…その1つ1つが夏になると(まだ夏じゃない)私を、その夜の時間だけ私を小学生の頃に戻してくれているように感じます。
例えると、「明日は何をしようか」「カブトムシやクワガタはいるだろうか」「そういえばあの祠はなんだったんだろう」そんなときめきの導火線に火がついたような、ワクワクした気持ちが不思議と生まれてくるのです。

そして朝、目が覚めると現実に戻るのです。「今日は〜時から会議」「帰宅は〜時頃だろう」「晩飯は発泡酒となにか簡単なのでいいかな」

夏の夜と網戸は私を小学生に戻してくれます。

※まだ5月です

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