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「書けた」が「書ける」になる、ワクワクドキドキの志望理由書の書き方

県内の某高校に勤務している元同僚の先生から、来年受験を控えている高校2年生対象の『志望理由書の書き方講座』のオファーをいただきました。

冬休みをはさんでの全3回講座で志望理由書が書けるようにしてほしいというありがたいオファーです。
 
オファーをいただいた二週間前から、その高校の生徒の進路意識や進路先の傾向、今までされてきた進路指導などをふまえて講座内容を考えました。
 
 
 
ボクの講座は、基本的に『これ』という決まった形があるわけじゃありません。

オファーをくださった方や講座を受けてくださる方が望んでいることと、それに対してボクが提供できることが重なった部分を形にしていくからです。

だから、ボクが今まで学んできたことや使えるコンテンツ、色んなエピソードは、あくまでも講座を作るための『材料』みたいなもので、それをどんな順番でどう組み合わせて、どんな味付けにするかは毎回変わります。

そうやって毎回1から講座内容を考えて作っていくので楽ではありませんが、でもこの時間が一番ワクワクします。
 
 
 
さて、今回講座をすることになった高校2年生の生徒さんたちですが…
 
 
 
インターンシップや進路ガイダンスなどの機会は作ってきたものの、学年全体の進路意識はどちらかというと低め。

自分の進路がまだ全く考えられない生徒さんも少なくないとのことでした。

それもあってか、自分の考えを書いたり、ましてや話したりする力が低い生徒さんが多い…というより、そもそも自分自身がどんなことを感じ、どんなことを考えているかが分かっていない生徒さんも多いみたいでした。

そういった生徒さんの現状を知ることで、間の冬休みを含む全3回の流れがぼんやり見えてきました。
 
 
 
まず、1回目の講座では『志望理由書はラブレター』と題し、相手に自分の気持ちを伝えるためには何が必要なのかを、4つのポイントにまとめました。

志望している大学や会社がまだ具体的に決まっていない2年生の生徒さんたちに、ただ書き方のテクニックだけを伝えても意味がないと思ったからです。

その証拠に、3年生になっていざ本当に志望理由書を書くときになっても、ほぼゼロから指導しないと書けない生徒さんがほとんどらしく、ただ上辺だけの『書けた』ではなく、3年生になっても『書ける』講座を作りました。
 

 
これらをラブレターに例えながら話し、冬休みの間に思い出し、行動し、見つけ、考えてきたものを使って、2回目以降の講座につなげていこうと考えています。
 
 
 
…という妄想をしながら、準備をした四年前の冬(笑)



実際は、ボクが所属している学年の『総合的な学習の時間』で、志望理由書の指導を任されたのですが、『しなきゃいけない授業』なのか『オファーをいただいた講座』なのか、ちょっととらえ方を変えるだけで出てくるエネルギーが変わるかなーって思って、そんな妄想をしてみました。

1時間、サラッとやってるように見せましたが、『ああでもない、こうでもない』と頭の中にある色んな情報をどう組み合わせば伝わるだろうかと考え続け、それをできるだけシンプルな形にして届けました。

準備をした数日間、何をしていても常にこの講座のことを考え続けていましたが、やっぱりボクはこういうのが好きみたいです。
 
 
 
そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

『どうすればワクワクしますか?』
 
 
 
きた@ さぁその思いを伝えよう

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