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ドラマチックが止まらない

2023.8.13 投稿記事
ドラマチックが止まらない 1132Go!



「運命」と言うとちょっと大げさですが、それでも確かな「縁」を感じた一枚の絵画。

本当は今夜、妹家族も含めての古希祝いの食事会で贈るつもりだったんですが、両親の喜ぶ(であろう)顔を一日も早く見たくて、買って帰った翌日に渡しに行きました。



「これ、ちょっと早いんだけど古希のお祝いね」
そう言って渡すと、勘のいい父親が「おっ、絵か何かか?」と言いながらゆっくりと丁寧にリボンと包装紙を外しました。

そして箱を開け、絵を見た瞬間、両親は揃って「おおーっ」と声を上げました。

そんな両親を見ながらボクは心の中で「そうそう、ボクが選んだ素敵な絵に感動してちょうだい」くらいに思っていました。

すると両親はニヤニヤしながら、リビングの壁を指さしました。



何とその壁には、この絵の作家である「サム・トフトさん」が描いた別の絵が掛けられてました。

ボクはその絵が飾られていたことなんて全く知らなかったし、恥ずかしながらこの絵の作家がサム・トフトさんだということも初めて知りました。

もちろん、母親がこのサム・トフトさんの絵をとても好きだということも。



ビックリしたボクを見て、両親はとても嬉しそうに笑っていました。

そしてちょっとだけ泪を流していました。



古希のお祝いに絵を贈るだけでもずいぶん珍しいと思いますが、実はボクよりも先にその作家さんのことを知って(好きで)いて、その作家さんの書いた別の絵がすでに飾られていたなんてドラマチックにもほどがあります。

後日改めてお邪魔すると、リビングに入ったら一番に目に入る一等地にその絵が飾られていました。

たまたま選んだ横長のサイズもピッタリで、まるでそこに飾られることが最初から決まっていたかのようでした。

ただの「縁」では片付けられない「運命」の一枚を贈ることができてホントに嬉しかったです。



そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

「どんなドラマがありましたか?」



きた@ これからもずっと元気で仲良くね

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