連作や土壌病の対策
「ジオ バンク メソッド」連作障害の対策
同じ場所、同じ野菜を作り続けることで
発生する「連作障害」の対策法
目 次
連作障害の発生原因
土壌病害
線虫害
生理障害
連作障害の対策
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連作障害と原因
連続で、同じ場所で同じ作物を栽培すると、年々生産量が減少します。
これを「連作障害」と言います。
連作障害は他にも、忌地、厭地、いや地、とも言われます。
発生原因を大別すると、「土壌病害」「線虫害」「生理障害」が
連あり、それぞれの症状と原因は、次のように考えられます。
土 壌 病 害
土の中には、多くの微生物が生息しており、中には病気を引き起こす病原菌も存在します。
植物は、根から微生物の餌となる有機酸や糖,アミノ酸などを分泌して、そこに集まってくる微生物の種類が偏ってきます。
生物の多様性が崩れ、特定の病原菌だけが増えて、土壌病害が発生しやすくなります。
連作障害で代表的な土壌病害には、次のようなものがあります。
青枯病 萎黄病 つる割病 根こぶ病 半身萎凋病など
線 虫 害
線虫は、野菜の根に寄生してこぶを作る「ネコブセンチュウ」、根を腐らせたりする「ネグサレセンチュウ」などがあります。
これは、線虫の障害の一例です。
センチュウ類の特徴と対策・予防法
線虫には、悪玉もいれば、悪玉をやっつけてくれる善玉もいます。
連作をすると、土中の環境が崩れ、善玉と悪玉のバランスが崩れ、障害が起きやすくなります。
生 理 障 害
野菜が必要とする養分は、種類ごとに異なります。
野菜づくりに、必要な栄養素(多量/微量元素)
連作をすると、土中の特定の養分が過剰になったり不足したりして、土壌酸性度の変化など、土壌環境が悪化します。
その結果、活動している土壌生物にも影響を与え、作り出すミネラル分や有機質にも偏りが発生し、生理障害が起ったり、野菜の体力が低下して、病害虫の被害を受けやすくなったりします。
連作障害を避けるために、1度作った場所では、しばらく同じ野菜は作らずに輪作、栽培間隔をあけるべき期間「輪作年限」というものがあります。
連作障害の 対 策 例
・有機物の投入
完熟堆肥などの有機物を投入します。
土中の有用微生物群の密度を高め、微量要素の補給を行います。
◦ 優良堆肥作りを投入法。
◦ 土壌改良資材を使用法。
◦ 石灰資材の使用法。
・土壌消毒
◦ 消毒剤や太陽光により、土壌を消毒します。
◦ 太陽熱マルチ殺草処理(太陽熱土壌消毒)
◦ 客土、天地返し、深耕も有効です。
・青刈作物の導入
野菜作付け合間の時期に、青刈用(茎葉を利用する)作物を
栽培して、多くの有機物が得られるように鋤き込みます。
役 立 つ 「土 壌 改 良 資 材」
エポックジャパン有限責任事業組合
微生物資材「ペサージ」「サンパック」「ズットデルネPro」
有機質資材「ニーム核油かす」「バットグアノ」「リズム3」
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