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読書備忘録24

この本に求めてたこと

政治に関して無知同然だけど、菅さんって実はすごいんじゃね?ってゆう思いがあって、菅さんのことが気になったので購入した。求めてたものは特にない。菅さんを知りたかったから。

感想

菅さん、岸田さんに全く評価してなくて笑ってしまった。よくこの本出せたなってゆうのが率直な感想。

6年余り、菅さんの番記者として務めてきた方が執筆した本のため、客観的に分析していると記載はあるものの、菅さんを評価している内容なのかなーと感じた。それはそうとして、読んだ感想を書く。

菅さんって…
口べた、いぶし銀、職人、不言実行。

政治家とは、「決める仕事」と言わんばかりに数々の改革を実行してきた人。マスコミ対応力×なので、テレビ受けは悪いけど、本当の仕事人。

実行をするために、永田町のみならず霞ヶ関の「人事権」を掌握し、歯向かう人を更迭してでも目的完遂する。強烈なリーダーシップを持った政治家。

賛否両論はあるけど、決める政治を信念としてきた点は尊敬に値するし、国民の1人としては頼もしく感じた。

経済界の現場を知るために、朝と夜に会食入れてシャバの情報を得るために常に行動してきた。「国民から見て当たり前のこと」を常に念頭において活動してきたと思うし、実行してきた人なんだよね。ただ、世界に目を向けるよりも国内のしがらみをガンガン改革することが好き、得意な政治家なんやなって思った。

一方で国家観は感じることができなかったのは残念。青臭いかもしれないけど、日本国がどういう国でありたいか、みたいなメッセージはなく、ドメスティックな政治家である。

総理になってめちゃ叩かれてたけど、しっかりやることやってたんだよね。本当に仕事人。

すごく悲しかったのは、官房長官として安倍晋三を守ってきたのに、自分が総理の時に助けてくれなかったこと。菅政権の情勢不利が確定するやいなや、別の人を総理に上げるための動きにシフト。こんだけ守ってきて長期政権を一緒に運営してきた仲なのに、その人を見捨てるのはさすがに仁義に外れてるよね…。
めちゃくちゃ世話になった人を無視するのは自分にはできないわ…。

菅さんも、総理になってからも自分で決める姿勢を貫きすぎちゃって、周りに味方いなくなっちゃったってゆうことも悪いけどね。

誰が総理になっても同じことが起きるけど、菅さん総理時代はマジこれ↓。

よく、自分より優秀な人を下に置けってゆうけど、まさにその逆の典型的失敗例なのか?

まぁ優秀すぎるやつ下に置いても寝首かかれるのも怖いし、わからんでもないけどね。特に政治の世界は。だから、菅政権の時は無害な加藤勝信を官房長官にしたってのもあるしね。

・トップは未来の絵を描くことが役割で実務はNo.2が取り仕切る
・自分が全ての決定権者としてふるまうと裸の王様になる
・自分よりも優秀な部下を置くこと

この3点は改めて学びになりました。

書くのめんどくさくなったので話口調で書いちゃった。

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