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夢日記

ここ数年つけている夢日記の中から一部抜粋。


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2022/2/17

なくしたと思っていたフィルムが出てきて、現像に出す。遠く離れたところにいる大切な友人がたくさん写っていた。ただ逆光で暗すぎてどの写真も顔が見えなくて、友人の後ろに立っている青々と茂った木だけが透き通った緑の光を湛えていた。

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2023/1/6

幼少期ずっとそばにいてくれた安心毛布と星を眺めに行く。夢の中の私は大人だったので、毛布はとても小さかった。途中雨が降り始めてしまって、濡れないように着ていたウインドブレーカーの懐に収めて走って星が見える場所まで向かっていた。

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2023/11/27
ひとりで海に行く。行きたかった海ではなかったけれど、どこまでもどこまでも青くて、海辺には空へと真っすぐ伸びる背の高い白い灯台が立っていた。灯台からの眺めはきっとすごくきれいなんだろうなあと思いながら、砂浜でずっと薄水色で割れそうに薄い小さな貝殻を拾っていた。

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2023/2/7

電車でたまたま隣に座った女性ととても仲良くなる。私よりだいぶ年上の人。ずっと昔からの友達みたいに本当に気が合う人だったけれど、どちらかが席を立てばもう永遠に会うこともないんだろうな、と思いながら電車が山を抜けるまでのひとときを過ごした。

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2023/4/1

ビーズの入った小さな瓶をうっかり落としてしまい、床に一斉にばらまいた透明な欠片たちを必死になって拾おうとしていた。直径3ミリくらいのビーズは至る所に散らばって、とても全部は拾い集められなくて、最後は静かに諦めた。

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2024/1/26

実家の北向きの窓から歩いて10分ほどのところに海が見えて、行かなくちゃと思って窓枠から飛び出して裸足で海に向かう。外に出ると海は跡形もなく消え去って、ただどこまでも山と草原が広がっている。草原が強い風になびく中、自分の影がぽつんと遠く伸びていた。

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2024/2/20
アンティークショップにいる。薄水色の、小さな泡が入ったガラスでできている瓶のような花器がいくつか並べられている。花器はワイヤー製のかごに入っていて吊るすことができる。すごく欲しくなるけれど、思いの外値段が高くて悩む。気泡がサイダーみたいにきらきらしている本当にきれいなガラスで、お店の見本ではミモザを入れて飾られていた。

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2024/02/25

産婦人科。内診をしていると、赤子の手が出てくる。医師も看護師も血の気が引いていて、とりあえず出したいけれどうまくいかない。いつの間にかみんなどこかへ行ってしまう。誰も助けてくれなくて、たまたま部屋に入ってきたスタッフのひとりであろう気のよさそうなおじさんに助けて、助けてと声をかける。おじさんの助けで無事にクリスマスケーキが産まれる。その後は預かってもらっていたコートを取って階段を降りて病院の外へ出る。外はもうすっかり夜だった。

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2024/02/27

スーパーの駐車場の隅、ねこがいる。近付いて行くと大量のねこが出てきてまとわりつかれる(首の後ろにまで登ってくる!)。お腹をすかせているらしいが、何も持っていないのでどうしようもない。

初めて行く喫茶店。郵便局の通りに小さなお店がある。ゾウをモチーフにした喫茶店で、ノベルティ目当てに来店する。カフェメニューとレストランメニューがあり、作っているのは違う人らしい。カフェメニューはオープンサンドにオープンサンドがついているセットがある。レストランメニューのほうが見た目が豪華でおいしそう。ハンバーグセットが食べたい。お店の2階は雑貨屋さんのようだった。

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