見出し画像

はじめて #7119 を利用した所感

2月1日。20:40頃。

卒論のため、大学で遅くまで作業し、帰って来る弟から、
「お腹痛すぎて4ぬ」
「まじで(最寄り駅まで)迎えに来て欲しいんだけど」
「気分悪すぎて倒れそう」
とLINE。

こんなことは初めてだったので、とりあえず外出出来そうな格好だった私が、慌てて弟を迎えに行き、家に連れ帰った。

その後、自宅で弟に横になってもらうも、胃腸の激痛が止まらず、高熱まであった。

ただ、この時点で「今、救急へかかるべきか」は微妙なところだったため、医師や看護師等の医療専門家に相談可能な、「#7119」─ 救急安心センター に電話をかけた。

比較的すぐ繋がり、電話口の専門家から問診を受けると、
「夜間救急にかかった方が良いです。」
と助言を頂いた。
そして伝えた住所から、近所で夜間救急が設けられている大病院を5件案内してくれた。

「#7119」の対応自体は、スムーズでとても良かった。

問題はその後のこと。

「#7119」がリストアップしてくれた病院に、電話をかけ、長い問診を受けるも、結局「受け入れ不可」と言われてしまったのだ。
一つの病院に、電話開始〜「受け入れ不可」と言われるまで、大体20分もかかる。

今回は2つの病院に断られてしまったので、40分ほどタイムロスしてしまった。

そのうち、弟は苦しそうに唸り出し、激しい腹痛の波が彼を襲っていた。

「これ、万が一虫垂炎とか、腹膜炎だったらヤバいのでは?」
となり、結局、119番にコール。

5分ほどで救急車が到着した。

救急車内でも、救急隊の方が受け入れ先の病院探しに少し難儀していたが、それでも、「救急隊の方が傍にいてくれる安心感」があったことが良かった。
夜間にも拘らず、助けてくださり、ありがたい気持ちでいっぱいだった。

「#7119」を利用し、「自分で救急にかかってください」と指示されても、病院に受け入れを断られ、更に状態が悪くなった場合は、迷わず救急車を呼んだ方が良いことが分かった。

素人目でも、「これはマズくね?」と思うもの、例えば「頭を打って気分がめちゃくちゃ悪い」とか、「大量出血/吐血/下血系」だとか、「尋常じゃない頭痛が続く」とか、「胸が痛くて苦しい」とか、「身体のある部分が動かしにくい」とか、そういう症状があるなら、#7119をスキップし、即座に救急車を呼ぶべきだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?